冬が旬のゆず。
今回はこの柚子を使ってゆず塩を作ってみました。めちゃくちゃ簡単なので柚子を持て余している人もぜひ作ってみてほしいなと思います!
ゆず塩の材料
では早速ゆず塩の材料です。非常にシンプル!
●材料
柚子 2個
お好みの塩 小さじ2
使わないと、何かに使わないと、早く…と思って眺め続けていたらだんだんとハリがなくなってしわしわに…そして黒い斑点が…こんな状態になってからようやっと重い腰が上がりました^^;
黒くなっているところは傷んでいて食べられないんじゃ?と思う方もいると思いますが、私はこれくらいなら気にしません。笑 勿論、気になる方は無理せずその部分は取り除いてしまえば良いと思います。(本当はこうなる前に使うのがベストなのは言うまでもありません…)
ステップ1
ゆずの皮を粉末状にしていきます。
方法としては思い浮かぶのは
●皮を包丁やピーラーなどで剥いて細かく刻んだりフードプロセッサーなどで粉砕する
●皮をおろし金ですりおろす
この2種類の方法があります。
今回私がしたのは2番目の、おろし器ですりおろす方法です。
おろしたものがこちら。↓
…だって、すりおろした方が明らかにラクチンですよね。皮を剥くとなると白い苦みの部分まで剥いてしまわないように気を付けないといけないから時間がかかるし、更にそれを刻むという作業が必要になるし、しかも包丁で細かくするってすごく大変ですよね。
フードプロセッサーなど機械を使うにしても、細かく粉末状になったゆずの皮をきれいに全部容器からこそげ落とすのは恐らく無理だろうし、機械も洗わないといけなくなります。
どう考えたって面倒くさい!!洗い物も増える!!
なので私のおすすめはおろし金です◎
ちなみに今回私が使ったおろし金はフードグレーターという、スティック状になっているおろし金です。
これ↓
オシャレなイタリアンのお店なんかで見たことがある人も多いのではないかなと思います。パスタやサラダの仕上げのチーズをお客さんの目の前で削る時に使われる、あれです。
100金の平たいアルミ製のおろし金も持ってるのですが、柑橘の皮だけ使いたいという時にはこの↑棒状のおろし金が使いやすくて私はおすすめです^^
ステップ2
まんべんなく皮を削り終えたら、バットにそのまま広げて天日干しします。冬の降水確率0%の良く晴れた日を選んで、3日くらい外に放置しました。
それがどうなったかと言いますと、
縮こまってカサカサっとした見た目と、乾いて濃いめのオレンジ寄りの色になりました。
雪国など地域的な問題で晴れの日が続かなさそうな場合はオーブンで低温加熱してしまってもOKです。オーブンシートの上に削った皮を広げたら150度のオーブンで10分ほど加熱して中の水分を飛ばしてしまいましょう。
削り具合などによっても時間が前後するので、時々取り出して触ってみながら(※火傷に注意!)全体をかけ混ぜたりして焦げないように気を付けて調整してください。
ステップ3
あとは塩と混ぜるだけ!
塩を加えて容器をシャカシャカすれば全体に混ざってあっという間にゆず塩の完成です♪
塩とゆずの割合はあくまでも目安です。柚子感たっぷりなのが好きなら塩は少なめに、ほんのり柚子が香る程度が良いなら塩は多めに。市販のものだとそうはいかないけど手作りだと自分の好きなように調整できるのが良いですよね^^
ちなみに、ゆず塩のレシピを検索すると皮を削いで大きい状態で塩と混ぜ合わせる、しっとりとしたペースト状のゆず塩レシピも出てくると思います。
水分があると柚子の皮が傷みやすいので賞味期限も短くなってしまいますが、今回のゆず塩は皮を乾燥させて水分を飛ばすのでカビる心配は少ないです。
柚子の香り成分が段々飛んでいくので風味は日に日に落ちてはいきますが、現在私の手元にあるゆず塩は作ってから1か月が経過していますが香りもまだ十分していますしカビなどの様子もまったくないです。
湿気を予防して保存状態を良くしていれば1年でも持ちます。
心配な方は煎餅とかに入っている乾燥材をひとつ入れておくのも良いかもしれません◎
塩に賞味期限はありませんしあまり神経質になる必要はないですが、でも柚子風味を美味しくいただくには早めに使った方が良いですね^^
という訳で3ステップで出来てしまう!簡単ゆず塩の作り方をご紹介しました。
まだ柚子が余っているなら!?
柚子胡椒も自分で簡単に作れてしまうんです!ご存じですか?
もちろん果肉も捨てずに使います!
柚子の皮は柚子塩に、残った実も余さず使いましょう~!
ぎゅっと絞って100%柚子果汁♪
…20mlも採れませんでした!^^。
■柚子の種、捨ててしまっていませんか?ゆずは種も有効活用できます♪
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