柚子の種の食べ方

果物の種は基本的に食べない人が多いと思います。

柚子の種もしかり、だと思うのですが、でも柚子の種は食べられる種なんです！

ということで、柚子の種の食べ方をご紹介します♪

柚子の種の食べ方

柚子の種の食べ方には2通りあって、柚子の種そのものを食べる食べ方と、柚子の種の成分を食べる食べ方です。

　

種の成分を食べる方法

ではまず、柚子の種自体は食べないけれど、柚子も一緒に調理してその成分を食べる食べ方から。

　

　

すごく簡単！笑

　

種や醤油の量は好みで調整OK。醤油に対して種が多いほど柚子の香りが強く醤油につきます。

ポン酢に入れてゆずポン酢にしても良いですね。

　

柚子の果汁を一緒に入れると香りだけでなく柚子の爽やかな苦味も楽しめます。

柚子の果汁も使う場合は、10月下旬ごろの8分色づいたものが果汁が一番多い柚子です。
それ以降の柚子はだんだん果汁が減っていくのでスーパーなどで見かけたら買いですよ♪

　

　

焼酎のお湯割りin柚子の種

こちらは更に簡単な方法、酒の中に入れて飲む！笑

　

水割りでも良いのですが温かい方がより柚子の香りが立つので焼酎のお湯割りをピックアップした次第です。ほんのりとした香りを楽しんでみては♪

　

柚子ジャム

柚子ジャムのレシピでは種は捨ててしまう作り方が多いですが、種も使って作ることも可能です。

柚子の種のまわりのぬるぬるした成分はペクチンという食物繊維の一種で、粘度を出したり保湿力を高めたりできます。市販のゼリーやジャムにはペクチンが使われているものが多くあります。

　

という訳なので、このペクチンも使った方が種不使用ジャムよりも固まりやすいということになります。

　

わかりやすい柚子ジャムの作り方動画をお借りしてきました。

　

布巾などで包まずにバラバラのまま種を入れて煮詰めて作ることもできますが、途中で一粒一粒スプーンで取り出すのは面倒なので布巾や出汁パック用の袋などを使った方がラクチンです。

　

　

でも煮詰めながらちまちまより分けて取り除くのも、終わる頃には案外良い頃合いに煮詰まっていたりするのでそれはそれで丁度良かったりもします^^

種を使うと手間が増えるのでちょっと面倒かもしれませんが、じっくりことこと煮詰める過程も楽しいですよ♪

　

保存は煮沸したビンに入れて冷蔵庫で保管します。
砂糖を多く使うとより腐りにくく半年くらい持ちますが、手を付けたものは早めに食べきるようにしましょう。

　

また冷凍庫で凍らせても保存できます。

糖分が多いので完全に凍ることはなく、使いたい時に取り出してすぐに食べることも可能なので（すごく冷たいですが！）手作りジャムは冷凍保存が意外とおすすめです◎

　

　

　

種そのものを食べる方法

続きまして柚子の種そのものを食べる食べ方ですが、その方法は柚子の種を焼くこと、すなわち柚子の黒焼きです。

　

黒焼きとは漢方薬の製法の一つで、空気の少ない状態で蒸し焼きにして炭化状態にすることを言います。

では早速作り方です。

　

　

保存は、湿気らないように密閉容器に入れて。

１日に飲む量はほんの少し、～2gで充分です。苦いのでご注意ください＞＜

　

柚子の種をそのまま飲んでも消化されないですが、粉状にすれば消化されやすくなって柚子の成分を効率よく吸収することができます。

　

ただ、黒焼きにするには時間がかかるしそれだけガス代とかもかかってしまいますよね。

ということで。もっと短い時間で出来る方法もあります。

　

　

保存はビンや缶、タッパー、ジップロックなど何でもOK。一緒に乾燥剤も入れてください。
保存期間は、カビが生えなければ食べられますが、風味は日に日に落ちていくので長くても1ヶ月以内には飲みきってほしいところです。

　

クエン酸による疲労回復や足のむくみに効果があったり、腹痛や胃痛のときに柚子の種茶を飲むと痛みが和らぎます。

　

種の潰し加減は好みで調整してしてください^^粗めより細かく潰した（挽いた）ほうが柚子の種成分が出るので風味も強くなります◎

　

種は食べなくても良いですし、粗めに潰して茶こしを使わずお茶に浮かべたらそのまま食べても。もちろん、お茶にせずに煎った種をそのままポリポリ食べてもOKです！

　

柚子の種の食べ方　まとめ

ということで、今回は柚子の種の食べ方をご紹介しました。

　

種まわりの成分を取り入れるかすり潰してしまうか、正直食べる方法はかなり限定的ではありますが、良かったら試してみてください^^