みかんの皮は食べたり遊んだり香りで癒やされたりといろいろな活用方法があります。
そんな中で今回ご紹介するのはお掃除に大活躍すること請け合い!
みかんの皮で油汚れを落とす方法をご紹介します♪
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みかんの皮で油汚れを落とす方法
みかんの皮を使えば簡単に油汚れを落とすことが出来ます!
使い方は至って簡単。
たとえば…
●魚を焼く時にグリルの水を張るところに水と一緒にみかんの皮1、2個分を入れて焼きます。
グリルを洗う時にみかんの皮で全体を擦って魚の脂を絡め取る感じで拭き取ります。
これで大方汚れは取れているのであとはサッと洗うだけできれいになります。
●みかんの皮を電子レンジで1分くらいチンしたら、そのままその皮でレンジの中を磨きます。あとは水拭きして掃除完了。
●レンジ回り、換気扇、テーブルなどについた油性マジックやクレヨンなどの油汚れも落とせます。
みかんの皮を剥いたら皮を軽く揉んで、そしたらオレンジ色の皮面を汚れにくっつけて擦ります。
皮面が汚れたらきれいな面でまた擦っていきます。
基本は皮面を汚れに擦りつけて汚れを落とします。
皮で直接擦っても良いですし、またガーゼなど布に包んで擦る方法もあります。
油汚れを落とす成分は表皮にしか含まれていないので、皮むき器などで皮の表面のオレンジ色の部分を薄く剥いたらガーゼなど不織布に包みます。
そしてよく揉んで果皮のエキスを染み出させたら、汚れをよくなじませるようにして擦ります。
布で包むことで拭き取りも一緒に出来るので効率が上がるかなというところです^^
皮のカスも散らからずそのままポイッと捨てられるので片付けもラクですよ。
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みかんの皮で作るみかん洗剤
あらかじめみかんの皮洗剤を作っておけば使いたい時にすぐ使えて便利!
特にこれから大掃除!という時なんかには事前にたくさん作っておけば思いっきり使って掃除が出来て良いのではないでしょうか♪
作り方も簡単で、みかんの皮を水と一緒に10~15分煮るだけ。
みかんの皮洗剤の作り方
●材料
水 300ml
みかんの皮 3個分
●作り方
1、鍋に水とみかんの皮をちぎって入れたら火にかけ、煮立ったら弱火にして15分ほど煮ます
2、冷めたらザルで濾して容器に入れれば完成
2週間くらいで使い切りましょう。
もっと作りたい時はみかん5個分など分量を加減して作ればOKです。
▼スプレーボトルに入れていつでも汚れにシュッと
この洗剤にはワックスの効果もあるので、雑巾などに染み込ませたものでフローリングを拭けば汚れを落としつつ床のワックスがけも出来てしまうというスグレモノでもあります◎
みかんの皮で油汚れが落ちる理由
何故みかんの皮で油汚れが落とせるのかと言うと、それはみかんの皮に含まれる「リモネン」という成分の作用によるものです。
みかんなど柑橘類の皮の表面ってボコボコ、ブツブツしていますよね。あれは油胞と呼ばれるもので、その中にリモネンという精油成分が豊富に含まれています。
油汚れを落とす時は油で擦って汚れを浮かせてから拭き取ったりお湯で流したりするときれいになりますよね。
このリモネンという油分が一部の樹脂や油を溶かす機能を持っているので、それを利用することでキッチンやのコンロ周りや魚焼きグリルなどの油汚れを落とすことが出来るという訳です。
市販の台所洗剤など掃除用品にも「オレンジオイル配合の~」なんて謳い文句がありますが、実際に効果があるから使われているんですね。
また柑橘系特有のシトラスのアロマが油汚れなどのニオイをカバーしてくれるという効果もあります。シトラスの香りは爽やかなので掃除の後スッキリした気分になれるのも良いですよね。
ただし注意点もあります。
素材によってはプラスチックそのものが溶けてしまうものもあるので試す前に隅っこなんかで少し試してみてから使った方が良いですし、木や壁紙などの水分を吸う素材は黄色く着色してしまう可能性が高いので避けた方が無難です。
また指など皮膚にエキスを付けたまま日光を長時間浴びるとかぶれたりシミの原因になることもあるので、掃除が終わったら必ず手をきれいに洗ってくださいね^^
みかんの皮で油汚れを落とす方法と理由 まとめ
みかんの皮で油汚れを落とせるのは、みかんの皮に含まれるリモネンという精油成分によるものなんですね。
みかんを食べつつ片手間にみかんの皮でレンジ台をフキフキ、なんてのも手軽に掃除ができて良いかもしれませんよ♪
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