海水浴は何度も行ったことがあるのですが、この度初めて!潮干狩りに行くことになりました♪
車で移動して1泊する予定なのですが、その場合あさりはどういう風に保存しておけば良いのか??
折角とれたあさりをダメにしてしまわないために><
宿泊を伴う長時間移動の場合のあさりの保存方法を調べてみました!
あさりはとったら洗って容器に入れていく
とったあさりをダメにしてしまわない為にはまず、あさりをとったらただバケツなどに入れていくのではなくて、海水で出来るだけ砂を洗い落としてから入れるひと手間が意外と大事とのこと。
あとで貝殻を洗ったり砂抜きはしますが、少しでも時間短縮、下処理をラクにする為にもあさりをとったら海水で砂を洗い落としながら容器に入れていくことが後々重要になります。
あさりを入れる容器にはザルや網を敷いておく
そしてとったあさりを入れる容器にはザルや網を敷いておくのが◎。
とったあさりを海水で洗ったらただバケツやボウルにじゃんじゃん入れていくのでも良いですが、持ち帰ってなるべく早く食べられるように出来るだけ砂抜きはしておきたい。とするならば、あさりをとりながら、とったあさりたちは順次砂抜きをして行くと効率的!
あさりの砂抜きはあさりを海水(塩水)に浸けて置いておきますが、この時ザルや網などで容器の底からあさりを浮かせておくのが大事なポイント。
もしザルなどを使わずに砂抜きをすると、あさりが折角吐き出した砂をまた吸い込んでしまうので砂抜きにならないんですね^^;吐いた砂をもう一度吸ってしまうのを防ぐためにはザルや網などを使うべし!
▼この状態だと砂をまた吸ってしまうということです~!
あさりを窒息させない入れ方
たくさんあさりがとれた~♪と容器いっぱいあさりがもりもりになると嬉しいですが、その状態で海水を入れてしまうと下の部分のあさりは窒息してしまいます><
海の中で生きてるのに窒息するの?と思ったりするのですが、貝も水に溺れるんだそうです! 海の中で溺れないのはあさりが自分の意思で自由に行動出来るし、海水が新鮮で酸素不足にならないからなんですね。
バケツに海水を張ってあさりを入れると、あさりは酸素を水面から取り込む訳ですが大量にあさりを積み重ねて入れるとどうしても酸欠になって死んでしまいます。
あさりの酸欠を防ぐにはまず、バケツのような縦長で底が深い容器ではなくバットやボウル、発泡スチロールのBOX、保冷バッグ、なんなら食器の水切りかごでもOK!そういう出来るだけ平たい容器を用意します。
そしたらあさりがなるだけ重ならないように敷き詰めていきます。
そしてあさりが酸欠にならないように海水はあさりがギリギリ浸る程度に入れます。
こんな風に↓常に新鮮な海水に浸っている状態ならあさりが重なっていてもまだ大丈夫◎
これはあさりをとっている時もそうだし、持ち帰る道中でも同様です^^
あさりをとり終えたら海水も持ち帰る
知人の話によると、今まで自宅で塩水を作って砂抜きをしていたのを海水を持ち帰ってやってみたら砂の吐き方やあさりの元気度が全然違ったんだそう!あさりは住んでいたところの海水が一番砂を吐き出すんだそうです!
ということなのでその場所の海水も一緒に持って帰りましょう♪
たいていの潮干狩り場では海水を汲み上げて砂出し用に持ち帰れるようになっているので、2リットルペットボトル2~4本くらいを持参してそこに海水を入れて持ち帰ります。
もし多く持って帰って余ってしまっても水道に流してしまえば良いだけですから処分に困るということもありませんね^^
あさりを真水で一旦洗う
潮干狩りが終わったら、持ち帰るあさりは一旦真水で洗い流すと良いのだそう!
幸い私はまだ貝毒にあたったことはないので七転八倒するという苦しみは未体験なのですが、出来ることならこのままあたらないでいたい…その予防として、貝に付着しやすい菌を落とす為にあさりを持ち帰る際には貝の表面を真水でさっと流すと良いようです。
海水だと繁殖する雑菌も真水では死滅してしまうんだそう。真水にずーっと浸けておいたらあさりが死んでしまうのでダメですが、持ち帰る時にはあさりに真水をさっと掛けてから帰ると良いのですね!
あさりの長時間移動には氷や保冷剤が必須
宿泊を兼ねて潮干狩りでとったあさりを車で持ち帰る場合、長時間容器の中にあさりを入れておかないといけなくなる訳ですが、とった時とずーっと同じ状態では家に着く頃にはあさりは死んでしまいます。水温が上がるし海水中の酸素がなくなってしまって酸欠になるからですね。
それを防ぐには先にお伝えしたようにペットボトルに海水を汲んだものと、あとは氷や保冷剤を持っていくのがポイント。
▼空のペットボトルを使えば簡単保冷剤の完成!
車中って結構気温が上がりますよね。水温が30℃を越えると一気に海水中の酸素がなくなっていきますし、水温が高いと雑菌も繁殖しやすくなってしまいます。
海水温度はあさりが住んでいた海水と同じ温度がベストですが持ち運びで温度を一定に保つのはなかなか困難。そこで役に立つのが氷や保冷剤という訳です。
15度くらいとかそれより冷やすとあさりの動きが鈍くなって砂を吐かなくなりますが、でも高温でダメにしてしまうよりはマシですね。と言って凍ってしまうほどキンキンに冷やすのも×です。あさりが丁度良いのは20度前後みたいです◎
容器に氷を入れる時の注意点としては、氷が海水に溶け出さないようにすること。
水道水を凍らせた氷が海水に溶けるとあさりを弱らせてしまうので、袋に氷を入れたらその袋ごと入れるか別途ボウルなどの容器を用意して、その中に氷を入れて海水と隔離しながら冷やします。氷が溶けて途中コンビニなどでロック氷を買ったなら、もう買ったそのまま袋ごと入れてしまえばOK!
そして直接あさりに氷が触れないように入れること。あさりに直に氷に当たっていると冷えすぎてしまいますからね><涼しいくらいにしておくのが◎です♪
そんな氷よりも勝手が良いのが、保冷剤!
ケーキとか冷蔵商品を買うと付いてきますよね。それで充分。
保冷剤の良いところは繰り返し使えること。宿泊先に着いたら部屋の冷蔵庫に保冷剤を入れて冷やします!こうすれば翌日帰宅するまでにも使うことが出来るという訳です^^
無料の氷が貰えるところもありますから一緒に置いておくのも手ですね。
あさりの容器はフタをしても大丈夫?
あさりと海水を入れた容器はフタをしましょう!
運転中の揺れで海水が溢れるのを防ぐためと、あさりが吐き出す海水でまわりが濡れるのを防ぐためです。
あさりは砂の中にいますよね。即ち暗いところがあさりの生息地ということ。
出来るだけあさりが住んでいた時と同じ環境にするには容器のフタをしたり、フタがないなら新聞紙やアルミホイルなどで覆って光を遮断すると良いです。保存容器も透明なプラスチックなどの容器ではなく不透明なものにした方が◎。
暗い環境の方があさりは活動するので明るい時よりも砂を吐いてくれるのですね^^
この時注意したいのが、密封してしまわないということ。フタをして暗くなったは良いけど酸素が送り込めなくなってしまっては酸欠の原因になります。
フタ付きの容器なら軽く閉じたり、アルミホイルなら空気穴を数箇所空けておけば良いですね。新聞紙よりもアルミホイルなら容器をしっかりと包みやすいし簡単に穴も空けられるのでおすすめです◎
ちなみにあさりにとっては振動がないのが良い環境です。が、車で移動中に揺れてしまうことは避けられないですよね。同乗者のためにもあさりのためにも運転は出来るだけ穏やかに安全運転で・・!
宿泊時のあさりの保存方法
宿に泊まる間のあさりの保存はどうするか?
この場合は2択あります。
①車中に一晩置いておく
②部屋に持ち込む
①車中に置いておく場合は、宿泊先の駐車場で容器内の海水を一度入れ替えて保冷剤や氷を入れて置いておきます。その間にあさりは砂を吐き出してくれるので家に帰ってからのあさりの調理が随分ラクになるはず◎
この場合は保冷性の高いクーラーボックスや発泡スチロールの容器が適していると思います。プラスチックのバケツなんかだと保冷性が低いので、夜は気温が上がりにくいとは言えちょっと心配ですよね。
▼こちらはフタの内側に保冷剤を設置できるタイプの便利なクーラーボックス
可能なら②部屋にあさりの容器も持ち込めると様子が見られるので安心ですね。部屋でも海水を取り替えたり保冷剤を取り替えたりなどしてあさりにとって良い環境を作ってあげられます。
寝る時に部屋が暗くなるから大丈夫~とあさりの容器のフタを開けっ放しにしてしまうと…翌朝起きてみたらあさりのまわりがびしょ濡れ!
なんてことになって旅館に迷惑がかからないように⚠フタをするか容器の周りに新聞紙などを敷いておく、浴室のあるお部屋なら就寝時はそこに置いておくなどしてから眠りましょう!
潮干狩りのあさりを長時間持ち運ぶ方法 まとめ
以上、潮干狩りをして1泊して帰る場合、長時間移動の際のあさりの保存方法をご紹介しました!
長くなってしまいましたが簡単にまとめますと…
- 潮干狩りでとったあさりは洗いながら容器に入れていく
- 容器は底上げをしてあさりが再度砂を吸わないようにする
- あさりが窒息しないようになるべく重ねない
- 帰る際にはあさりをさっと真水で洗う
- 汲んだ海水と保冷剤であさりの環境を整える
- 保存容器はフタをするけど密封はしない
となります。
潮干狩り、楽しみましょうー!♪
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