潮干狩りをして1泊してから帰ってくる、長時間移動の場合のあさりの保管はどうすべきか?というあさりの長時間移動の際の保存方法についてはこちらでご紹介しているのですが、
このとき同時に知ったのが、移動時間が長くても~3時間くらいの日帰り潮干狩りの場合はもっと簡単なあさりの保管移動方法があるということ!
せっかくなので今回はそちらの、手軽な方法のあさりの保管方法をご紹介したいと思います♪
潮干狩りのあさりの持ち帰り方
潮干狩りでとったあさりをより元気な状態で持ち帰るには海岸であさりをとった時点からちょっとした工夫をしていくと良い、ということは長時間移動の際の保存方法についてで詳しくご紹介しているのですが、ポイントをさらっと挙げますと
- 潮干狩りでとったあさりは洗いながら容器に入れていく
- 容器は底上げをしてあさりが再度砂を吸わないようにする
- あさりが窒息しないようになるべく重ねない
- 帰る際にはあさりをさっと真水で洗う
となります。
上記手順であさりを持ち帰る準備が整ったら、次は新聞紙を使います!
新聞紙を何に使うかと言うと、あさりの乾燥防止のために使います。
新聞紙を海水に浸したら適度に水切りをして、あさりを包みます。新聞紙がない場合はキッチンペーパーでも良いですが、キッチンペーパーだと小さいし(あさりをどれくらいとるかにもよりますが)何枚も使わないといけなくなるので新聞紙が何かと丁度良いです◎
クーラーボックスや発泡スチロールの箱などを用意したら、容器の底に保冷剤を敷いてその上に新聞紙でくるんだあさりを乗せて、その上にまた保冷剤を置きます。新聞紙でくるんだあさりを保冷剤でサンドイッチする訳です♪
容器の中の状態を上から順番に表すとこうなります。
↓湿らせた新聞紙に包んだあさり
↓保冷剤
保存容器の底
保冷剤にはコンビニなどで買った袋入りの氷をそのまま使っても良いし、事前に空のペットボトルに水を入れて凍らせておいたものとか、ケーキについてくる保冷剤でも何でもOK。
氷や保冷剤とあさりが直接触れるとあさりが凍ってしまうので新聞紙をかませてあさりと直接当たらないようにすると良いです。生魚みたいに氷たっぷりのキンキンに冷やす必要はナシ^^
もしあさりが大量で新聞紙で包むのが難しい場合は新聞紙を敷いて対応すれば良いですね。
↓湿らせた新聞紙を敷く
↓あさり
↓湿らせた新聞紙を敷く
↓保冷剤
保存容器の底
また容器は、プラスチックのバケツでも勿論使えますが保冷性は低いです。
とは言え数時間のことなので、クーラーボックスや発泡スチロール箱などがないなら無理して買わなくても、バケツでも問題はないと思います◎
▼こちらはフタの内側に保冷剤を取り付けられるタイプの便利なクーラーボックス
あさりに海水を入れなくても平気?
短時間移動の場合でも長時間移動の持ち運び方と同様に海水をペットボトルに汲んで氷を入れて~という方法で勿論OK。海水を入れれば自宅に帰るまでに少しはあさりの砂抜きが出来るので幾らか下処理の時間短縮になります。
ただ、移動手段が徒歩だと海水入りは重い&あさりが揺れやすくなります。
あさりの生息地は砂の中の静かな場所だということからも解るように、あさりにとっては振動がないのが良い環境。水に浸して左右に揺れてしまうよりは、新聞紙にくるんである程度動きを固定させて運んだ方が揺れは少なくなりますね。
また海水を入れる場合は、あさりの窒息を回避する為にあさりが重ならないように入れる必要もあるので、大量にとれた場合は容器もたくさん必要になってきます。そうすると移動手段によっては持ち帰るのが大変になる恐れが。
徒歩、電車、車など手段にもよりますが、いずれにせよ~2時間くらいで家に到着出来るなら無理してあさりを海水に浸さなくても冷やしながら持ち帰るだけでも問題ないです^^
海水は別途持ち帰るとGOOD!
ただし海水はあさりとは別にペットボトルに入れて持ち帰ると良いです。
海水をどうするの?と言うと、その海水を使ってあさりの砂抜きをします!
通常、あさりの砂抜きには水道水に塩を入れて3%の塩水を作って砂抜きをすると言われます。勿論それで砂抜きは出来るのですが、あさりは住んでいたところの海水を使った方がより砂を吐き出すんだそうです。
たいていの潮干狩り場では海水を汲み上げて砂出し用に持ち帰れるようになっているので、2リットルペットボトルを何本か持って行ってそこに海水を入れて持ち帰るのが勝手が良いと思います。
とったあさりの量を見てあさりを浸しておけるくらいの海水を。多く持って帰っても余ったなら流してしまえば良いだけですしね^^
潮干狩りのあさりを持ち帰る時に海水は不要?まとめ
ということで、今回は潮干狩りをして数時間で家に帰る場合の、短時間のあさりの持ち帰り方についてご紹介しました。
数時間と短い時間で家に帰れる場合は、あさりを海水に浸しながらではなくても乾燥を防ぐために湿った新聞紙で包んで、あさりが高温で弱ってしまわないように保冷剤で挟んで持ち帰ればOK。
勿論海水に浸しながらでも良いですが、あさりの揺れや持ち運びやすさを考慮して判断しても数時間なら大丈夫です。
ただしあさりの砂抜きにはあさりが生息していた場所の海水が一番適しているので、砂抜きのために別途海水を持ち帰った方が良いです♪
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