生姜・根生姜を買ってきたら、まずどうやって保存していますか?
買ってきた状態、袋入りやトレーに入ったままの状態で冷蔵庫に入れてしまっていませんか!?
今回は生姜の適切な保存方法について、ご紹介します♪
生姜は常温保存?冷蔵庫で保存?
冬場など気温が低い時期の場合は常温で保存します。乾燥しないように新聞紙やキッチンペーパーなどで包んだら直射日光の当たらない涼しい場所、15度くらいのところに置いておけば良いです。
夏場など気温が高い時は、数日で使い切る場合は冷蔵庫で保存出来ます。皮付きのままキッチンペーパーで包んだらラップでぴっちりと巻いて冷蔵庫に入れます。
買ってきた袋のまま冷蔵庫に保存しておくと数日でカビが生えたりやわらかくなって傷んでしまった経験、ありませんか?私は何度かやってしまったことがあります^^;冷蔵庫だと傷みが早いので、冷蔵庫に入れる場合は空気に触れないようにラップを使うと良いです。
スライスや千切りなど切った生姜を保存する場合も冷蔵庫で保存可能です。
切った生姜からは徐々に水分が滲み出てくるので、保存容器の底にキッチンペーパーを敷いてから生姜を入れて、フタをして冷蔵庫で保存します。
切ったものは酸化も早く風味も飛び乾きやすいので、おいしく食べたいなら2、3日位内に食べてしまいましょう。
ネギやにんにくなどを保存する時も同様にすると、滲み出てきた水分で傷んでしまったり食感が悪くなるのを防ぐことが出来るのでぜひお試しください♪
生姜は空気に触れると酸化しやすく香りや辛味成分も飛んでしまうので、出来るだけ使うその時に切ったりすりおろしたりするのがベストです◎
▽保存容器は中身が見えて密閉出来るものが便利◎
水につけて保存する
生姜は水につけて保存することも出来ます!
保存容器に生姜と、生姜が浸かるように水を入れたら冷蔵庫に入れておきます。
この上にラップをぴったりと沿わせかぶせて空気に触れないようにして保存します。
買ってきたばかりのものでも使いかけの生姜でもOK。1日1回、容器をきれいに洗って水を取り替えて、と繰り返すことで1ヶ月ほど持ちます。
ただ、ものの状態によっては腐りやすい生姜や水を吸いすぎて腐敗してしまう場合もあります。出来るだけ長持ちさせるには、傷む面積を減らす為にもあちこち切ってあるものではなく出来るだけ断面の少ない1箇所か2箇所を切られた生姜を選んだ方が持ちは良いです。
これ↓は一か所しか切られていなくてラッキー!と買った生姜^^
またこの水につける保存方法は、時間が経つにつれて生姜の香りが抜けていってしまいます。なので長く持つとは言っても出来るだけ早く使い切った方がおいしいです。
ちなみに水の代わりに焼酎も使えます!焼酎の方がアルコールの殺菌作用が効いて水よりも腐敗しにくく長持ちさせやすくはあります。
そのまますりおろして薬味使いをする場合は若干香りがしますが生姜の香りが強いですし、加熱調理するなら料理酒を使っても酒臭い料理にならないのと同様に焼酎の味や香りはほぼ料理に影響しません^^
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そもそも根生姜の保管に適した環境って?
生姜って、スーパーだと冷蔵コーナーに置かれていますよね。なので私は生姜は冷蔵庫に保存するものなんだとずっと思ってきたのですが、実は生姜は低温が苦手なんです!ご存知でしたか?!
生姜は温暖な土地を好む食物で、18~20度くらいが生姜の適正生育温度です。東南アジアや中米、アフリカなど温暖湿潤な地域での栽培が盛んです。日本だと温暖な高知県の生姜が有名ですよね。
また一般的に言う生姜、つまり根生姜はその名の通り根っこの部分のことで、土の中で育つ部分です。なので乾燥も苦手なんですね。
こちら↓は掘りたての生姜。
という訳なので、本来の生姜の保存方法としては乾燥と低温を避けた涼しい場所に保管するのが良いということになります。
土の中で育つ根生姜にとって、高温だと芽が出たり逆に低温だと傷む原因になります。そんな根生姜の保管に最適な温度は14度前後。冷蔵庫の野菜室でも8度くらいなので、冷蔵庫で保存してしまうと根生姜にとっては低温になってしまうんですね。
なので、夏など高温期なら冷蔵庫保存でも数日ならおいしさを保てますが、そうでない時期なら乾燥しないようにして涼しい部屋に置いておいた方が長持ちするということになります。
もしも自分で収穫したり土付きの生姜を買ったりしたなら、土は保湿の役割を果たすので土は落とさないで、新聞紙など紙に包んで直射日光の当たらない涼しいところに置いておけばOKです。
▽生姜と言えばやはり高知県ですね!
■もっと長期間保存したい場合はやっぱりこの方法!?
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