1月7日の朝に食べるとされる七草粥。
七草には薬効もあると言われていて、正月のごちそう疲れを解消して胃の消化を促したり腸の調子を整えるはたらきがあります。
そのため七草粥は塩でシンプルに味付けされたあっさりしたものが基本的なレシピとなっています。
でも、正直あんまり美味しくない…って思いませんか?^^;
食べてみたら思ってたよりおいしくなくて残ってしまった…でも捨てるのはもったいないし…
ということで!
残ってしまった七草粥の保存方法と、七草粥をもっと美味しく食べる方法をご紹介します♪
七草粥の残りの保存方法
七草粥が残ってしまった場合の保存方法として、翌日にまた食べるのであれば、作ったお鍋のまま置いておいても大抵は大丈夫です。
冬の寒い時期なので一晩くらいなら傷むことはほぼ無いです。
翌日、そのお鍋のまま加熱して温めていただけます。
冬とはいえそのまま置くのは心配、という場合はタッパーや器などに移して冷蔵庫に保存、食べる時にお鍋に移して温めたりレンジで温めたりすればいただけます。
食べきるのにそれ以上日にちがかかってしまいそうな時は冷凍保存も可能です。
ジップロックや冷凍可能なタッパーなどの容器に移したら冷凍庫で保存しましょう。
食べる時は、凍ったままお鍋に移して水を少し足したらフタをして加熱したり、時間があるなら自然解凍、半解凍させてから温めていただきましょう。
タッパーなど容器のままレンジで温める時は吹きこぼれる可能性があるので注意して見ながら温めてください^^
七草粥のアレンジで簡単なのは?
作りすぎてしまったり思いのほか残ってしまったり、意外とおいしくなくて食が進まなかったりしてしまった七草粥は、ちょっとアレンジすればもっと食べやすく出来ます。
まず簡単なアレンジ方法は、七草粥にトッピングをすることです。
七草の青苦いだけよりも味がするので随分と食べやすくなります。
トッピングするものとしては、
梅干し
鰹節
生卵
納豆
なめたけ
塩昆布
とろろ昆布
海苔の佃煮
牡蠣のしぐれ煮
焼きたらこ
焼き鮭のほぐし身
ちりめんじゃこ
お好みのふりかけ
浅漬けのみじん切り
ザーサイ
キムチ
紅生姜
食べるラー油
ザッとこのようなものがあります。
基本的に白米にのせてかけておいしいものなら何でもいけます♪
七草粥を別の料理にアレンジ!
またトッピングするだけより、もうちょっと手間を加えたアレンジ方法もご紹介します。
と言ってもそんな面倒なものではなく七草粥の作り方にちょっとだけプラスして簡単に出来るものばかりです^^
七草粥の和風アレンジ
お出汁を使って作ります。お粥ではなくて雑炊にする感じですね。
・鰹出汁
・昆布出汁
・あご出汁
などお好きなお出汁に塩、醤油、味醂で味付け。
そこに醤油焼きした油揚げなど具材を足して、
・水溶き片栗粉を加えた卵あんかけ粥
・鮭粥
・カニ雑炊
などなど
・昆布茶
昆布茶って結構和食料理に使えて重宝するのでおすすめです♪
・茶粥
お水の代わりにお茶を使って炊きます。
夏の食欲がない時に冷やして食べても。
・小豆粥
ここにお正月ならではのお餅のトッピングもおいしいんです!
お餅を小さく切ったらカラっと揚げて乗せて。
ぜんざいの食事バージョンと言いますか、お粥もお餅も同じお米なので食べ合わせの相性も◎です。
七草粥の洋風アレンジ
ピザ用チーズを入れるだけであっという間に洋風の味わいに出来ます。
ここにカリカリベーコンやウインナーを入れると食べごたえも出ます。
・とろとろ卵とトマトの洋風粥
・きのこたっぷりのコンソメ風味粥
・粉チーズとさつまいもを加えて牛乳で作るミルク粥
などなど
なんちゃってリゾット風、なアレンジです^^
七草粥の中華風アレンジ
お酒と鶏がらスープの素を使えば簡単に中華風粥に。
更にごま油やラー油を一匙回しかけると風味もアップ◎
・鶏ささ身とホタテ、干しエビ、揚げ春巻きなどをトッピング
・溶き卵とコーンの中華スープ風
・きくらげ、生姜、ネギたっぷりの薬膳粥
もっと大胆に、麻婆豆腐やカニ玉を作ってかけてしまう食べ方も!
また、意外かもしれませんがラーメンスープの素を使えば簡単に中華風味にアレンジできるのでぜひお試しあれ♪
ちょっと雑学◎おかゆ、雑炊、おじや、リゾットの違いは?
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七草粥の保存方法と残りのアレンジレシピ まとめ
七草粥のアレンジレシピをご紹介しました。
お好みのものはありましたでしょうか^^
ちなみに鹿児島では七草がゆの基本の味付けが味噌や醤油なんだそうです。結構濃いめの味付けそうですよね。
アレンジすると七草粥の本来の趣旨とは違ってきてしまうかもしれませんが、でも食べるならおいしく食べたいとも思いますよね。
基本は残しつつ、いろんな食べ方でアレンジして七草粥を楽しんでみてください♪
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