「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」
そう、春の七草ですね。
1月7日の朝にこれらを刻んで炊いた七草粥を食べれば無病息災で過ごせると言われていますが、お粥以外にも春の七草を楽しむ食べ方、いろいろありますよ♪
■残ってしまった七草粥はどうする?
>> 七草粥の残りの保存方法と簡単アレンジ方法
お粥以外の七草を使ったメニュー
では早速、七草粥以外の七草を使ったメニューをいくつか挙げていきます♪
炊き込みご飯
炒飯
パエリア
汁物
鍋の具
野菜コンソメスープ
味噌汁の具
クリームシチュー
揚げ物
かき揚げ
コロッケ
餃子
春巻き
すずなとすずしろはそれぞれカブと大根で、それ以外の5種類は野草です。
なので調理する際には実と葉に分けた方が扱いやすくなりますね。
火の通りにくいカブと大根は先に調理して、それ以外は最後にサッと火を通すように調理するとそれぞれをおいしく食べられます。
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すずな、すずしろ以外の食べ方
すずな(カブ)とすずしろ(大根)は冬の料理メニューに使うことも多いと思うので、炒め物や煮物、おでんなどお好みのメニューで調理してもらえればと思います。
じゃぁその他の5種類は?というと。
簡単なのは
・おひたし
・和え物
サッと茹でたら冷水に取って水気を切ったら、醤油やめんつゆをかけたり出汁に浸したりしていただきます。
お好みで大根おろしを添えても良いですね。
シンプルに春のほろ苦さを味わえます♪
逆にその苦味をちょっと抑えたいなという場合は、甘みを加えて食べやすくします。
・白和え
・胡麻和え
・甘酢噌和え
また漬物もちょっと時間はかかりますが簡単に作れます。
・浅漬け
旬の柚子を加えると風味が増すし彩りも鮮やかに仕上がります。
・キムチ
角切りのカブや大根も加えてもおいしいですし、モヤシなどと一緒にナムルにしても良いですね。
普段スムージーなど飲んでいる場合はそこに加えたり、ガッツリ青汁を作っても身体に染みますね。
七草のアク抜き方法
七草には青臭さや苦味がありますが、それはアク抜きをすることで解消できます。
実際のところは、アク抜きはしてもしなくてもどちらでも食べられます。
野生の七草を採って食べる場合はアクが強いものもありますが、でも実際にはスーパーでセットになっているものを買う人の方が多いのではないかと思います。
そういう商品として作られる七草は野生のものに比べるとアクも少なめなので、アク抜きをしなければ食べられないほどのものということもないです。
七草を食べたいけどあの独特な感じが…と普段から青菜のクセが苦手な人はアク抜きをすることで幾分食べやすく出来ますから調理の際に試してもらえたらと思います。
七草のアク抜き方法
方法1
塩を加えた熱湯で茹でて冷水にさらす
塩の目安は水の量の0.5%です。
方法2
刻んだ七草に塩を揉み込んだら10分ほど置いて、熱湯で1分ほどサッと茹でて冷水にさらす
冷水にさらすことで彩りが良くなりますし、余熱で食材に火が通るのを防いでくれるので歯ざわり良く仕上げられます。
お粥以外の春の七草の食べ方 まとめ
七草粥といえば定番はお粥ですが、でもお粥以外にも普段の料理と同じように葉物として簡単にメニューに使うことが出来ます。
調理時間も短くて済みますし、これを機会に色んな味付けや食べ方で食べてみてはいかがでしょうか♪
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