雑誌「大人のおしゃれ手帖」で気になる単語を発見!
その名は「パラミロン」。
パラミロン、とはなんぞや?
健康効果が期待されるものらしいけど一体どんな効果が?
パラミロンとは?
パラミロンは、食物繊維の一種です。
「ミドリムシ」や「ユーグレナ」という名前は聞いたことがありますか?
「ムシ」ってついてると虫!?なんて想像してしまう私ですが^^ミドリムシは学名をユーグレナと言い、つまり両者は同一のものを指していて、ワカメや昆布と同じ藻の仲間です。
このミドリムシ、なんと2億年以上前から生き抜いてきたんだそうです!
2億年前…まだ恐竜が元気に走り回っている頃の地球ですね…!!

で、パラミロンはミドリムシだけにしか含まれていない成分とされています。
ミドリムシは植物でありながら動物でもあるという非常に珍しい、両方の性質を持った微生物なのですが、それはつまり植物性・動物性両方の栄養素を持っているということでもあるということ。
実際ミドリムシには
・ビタミンCや葉酸などのビタミン類
・カルシウムや鉄などのミネラル
・ロイシンやトリプトファンなどのアミノ酸
・DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸
・その他にもGAVAやパラミロン
などなど50種類以上の栄養素が含まれていることが解っています。
パラミロンを含め多くの栄養素を持つミドリムシを培養して、それを製品化したのがミドリムシサプリメントだったり飲むミドリムシだったりして私たちが摂取できるような形にされているという訳ですね。
例えばこの↓商品だと
ミドリムシの栄養素に加えて多糖類のイヌリンも配合しているのでより腸内環境が良くなるとして人気を集めています。
パラミロンを摂取するとどんな効果が得られるの?
そう、パラミロンは食物繊維の一種なので腸への働きかけが大きく期待されるのですが、私なんかはざっくりと食物繊維と言えば便秘に良い!というイメージで^^;
これまで食物繊維には「水溶性食物繊維」と「溶性食物繊維」の2種類あって、これらには腸内をきれいにして便通を良くしてくれる作用があるとされていました。
パラミロンもこの2種類の食物繊維同様に便通の改善効果があるのですが、更にそれにプラスして期待されている機能があります。
それにはどんな機能かと言いますと…
・花粉症などのアレルギーの緩和作用
・風邪を引きにくくなり免疫力がアップする
・疲労感の低減
・食後の血糖値の急上昇抑制効果が期待出来る
・血中脂質濃度を改善し悪玉コレステロールを減らしてくれる可能性がある
このようにパラミロンには幅広い機能性があって注目を浴びている訳ですが、注目されるのはパラミロンの持つこれらの機能が腸にダイレクトに作用する特殊構造を持っているから、というのも理由です。
腸に直接作用する…?どゆこと??

たとえば、不溶性食物繊維には腸内細菌では分解出来ないものが多くて、それ故にガスが発生してお腹が張ってしまうことがあります。
しかしパラミロンは腸内細菌を介さないのでたくさん摂ってもお腹が張るという心配がありません。
また先の水溶性・不溶性の食物繊維は、腸内で発酵・分解されるとビフィズス菌などが増えて腸内環境を良くし便通が良くなるなどの整腸効果が得られるのですが、パラミロンは発酵せずして腸に刺激を与えて腸を丈夫にすることが出来ると考えられています。
こういう理由から、パラミロンはお腹が弱い人であろうと問題なく、どんな体質の人にも効果が望めると考えられています。また一緒に食べてはいけないなどというものもなく、例えばビフィズス菌が多いヨーグルトと一緒に食べても全く問題はないとされています。
このように、誰でも摂取することが出来てそして栄養素も多く多機能であることからパラミロンは「第三の食物繊維」「たたかう食物繊維」などと呼ばれて注目!医薬品などの応用も期待されて研究が進められているということなんですね^^
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パラミロンの効果やミドリムシとの関係は? まとめ
パラミロンはミドリムシ・ユーグレナだけに含まれている成分で食物繊維の一種です。その栄養素は50種類位以上もあり腸内への健康作用が高いことから今注目を浴びています。
まだまだ研究段階なのできっと、今後も新たな情報がどんどん私たちの元にも流れてきますね!
食事から栄養素を摂ることに加え食事自体を楽しむことも大切だと思いますが、手軽に手早く必要な栄養分を摂取するのも1つの手段。
どちらもバランス良く摂取して健康な身体作りをしていきたいですね^^♪
■パラミロンなどを含む微細藻類を積極的に取り入れる「藻活」とは!?

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