揚げ物に使った油、どうしていますか?
理想を言うなら鮮度を重視して毎回新しい油を使うのが良いのかも知れませんが、1回使って捨ててしまうのはもったいないと思う人もいますよね。
かく言う私ももったいないと思う派なのでそもそもあまり揚げ物をしないのですが、でもたま~に無性に揚げ物を作って食べたくなることも。
そんな普段揚げ物を殆どしない人の為に!
揚げ物油の保存方法をご紹介します♪
揚げ油の保存方法
油は熱いうちに濾過して、保存容器に入れたら冷暗所で保管します。
油の中に余計なもの、揚げ物の残りカスや焦げた具材なんかが残っていると油が汚れて傷む原因になってしまいます。なるべく長く清潔な状態で保存するためにはそういう劣化の原因になるものは取り除く必要があるわけですね。
大きいものならあみじゃくしでも取れますが、でもそれだと唐揚げの粉などの細かいカスは取り除きにくいです。漉し器の付いた専用のオイルポットもありますが、そもそも揚げ物をしないとなればそういうアイテムを持っていない人もいますよね。
▽漉し器がついたオイルポットはこんなやつ。
そういう時にはキッチンペーパーやガーゼなどでも濾せます。なんならティッシュでもOK!
濾す時はまず先に大きい残りカスはあみじゃくしで取り除いて、小さなカスは紙などを使って濾してきれいにしましょう。
油は冷めると粘度が増してくるので、ある程度熱のあるサラサラのうちの方が漉しやすいです。
汚れてしまったり劣化してしまった油はどうする?
揚げ油の保存に適した容器は?
専用の容器が売られているとそれじゃないといけないような気がしてしまいますが、実際そんなことは全然ありません。オイルポットがなくても油は保存できます!
先にご紹介したように油は少し熱がある方が漉しやすいので、熱に強い素材のものだと揚げ物後すぐに濾すことが出来ます。
ステンレス等の金属の容器は光を通さないし変質しにくいので保存に向いていますし、陶磁器製の器やホーローも同様に適しています。
おすすめはティーポット!茶こしがセット出来るタイプのものだと尚良し!
▽こういう形の急須がベスト!!
茶こしのところに更に紙を敷いて2重で油を濾せますし、細かい目のものならそれだけでも濾せるし、注ぎ口があるから次使う時に簡単に使いやすいです。
揚げ物の頻度が低い場合に揚げ油の残りを消費するには普段の炒めものなどの料理に使ってしまうのが手っ取り早くて経済的な消費方法です◎
ティーポットに入れておけば使う時フライパンに油を注ぎやすいですし、陶磁器製なら光も通しにくいので勝手が良いんです♪
ガラスもある程度熱には強いので、少し冷ましてから入れるようにしましょう。少量ならジャムなどの空き瓶でもOK。緑や茶色など遮光ビンが良いですが、透明なビンでも冷暗所に置いておけば問題ないです。
まだ熱い内にプラスチックなど熱に弱い素材に入れてしまうと容器が溶けて危険です。
でもペットボトル、サラダ油やオリーブ油の空き容器などを再利用して保存することも出来るので、その場合はまず熱い内に陶磁器の器などに漉しておいて冷めたらボトルに注げばOK。牛乳パックも保存容器に出来ますよ^^
↑写真左のCOSTAコーヒーのペットボトルは厚みがあり、かつサイズも小さいので少量使いにとっても便利です♪
ボトル容器などの口の狭い容器に移し変える場合はじょうごに紙をセットしてカスを漉しながら入れると零しにくく入れやすいです。
じょうご、ってこういうやつ↓です。
因みに、キッチンペーパーなどを敷く際にじょうごに添わせるのが地味に面倒!という人にはコーヒーフィルターをおすすめします!
この↑フォルム、まさにじょうご!!ですよね!笑
じょうごにこのままスポッと被せて油を漉せばなんてラクチン♪
普段のコーヒードリップにも使えますし、コーヒーを飲まない人でも紙は腐りもしないので長く手元に置いておいても問題なく油漉しに使っていけて無駄にはなりません。おすすめです^^
▽ときどき無性~に食べたくなるんですよねぇ…
こう見ると、今手元にあるものでもオイルポット代わりに使えるものって結構ありますよね。わざわざ専用のものを買わなくてもなんとかなるものです♪
また、油の劣化を遅らせる為にも出来るだけ酸素に触れないようにするのが良いですが、口が広めの容器に入れるならアルミホイルで落としぶたをしておくのも手です◎
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揚げ油の保管場所は?
油は新しい状態でも使いかけの状態でも、光に当たると酸化して劣化していきます。
高級なオリーブオイルなんかは色のついた容器に入っていたり、更にその上からアルミホイルで包んであったりしますよね。あれは光による劣化を避ける為です。
なので使った揚げ油も光の当たらないシンク下などの冷暗所に保管するのが基本です。念の為、容器の下に新聞紙など敷いておけば汚れ防止に出来ます。
冷暗所なら冷蔵庫の良いのかと思うかも知れませんが、常温で問題ありません。
どうしても冷蔵庫で保管したいならそれでも良いのですが、ただ気をつけてほしいのは、冷蔵庫に入れるのは完全に油の熱が冷めてから入れるということです。
冷蔵庫で冷やされた油に結露した水分が混ざってしまった場合、次にその油を加熱したら水が膨張して油が飛び散ります。熱いし痛いし凄く危険!
なので、冷蔵庫での保存はあまりおすすめしません。
それでも冷蔵庫に入れたいなら、完全に冷ましたら容器満タンに油を入れて密封して、結露する余地をなくしてから保存するのが良いかなと思います。例えばペットボトルの口からあふれるくらいに油を入れてフタをする、とかですね。
油を冷蔵庫に入れたり、とても寒い日だと油が白く濁って固まることがあります。
一見、腐った!?と思うかも知れませんが大丈夫。冷蔵庫から出したりぬるま湯にしばらく当てたりして加熱すれば濁りは消えて元の状態に戻って使えるようになりますから、誤って捨てないようにしてくださいね^^
▽私が使っているおすすめのこめ油をそっ…
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