健康・美容

昆布がダイエットに効果あり?でもとり過ぎると?

以前「藻活とは?藻活の効果や取り入れ方」と、藻活についてご紹介しました。そこでは微細藻類を積極的に摂取したり海藻を食事の最初に食べるシーベジタブスファーストの食べ方などを紹介しているのですが、今回はそんな海藻の中の「昆布」に注目。

 

和食といえば出汁が要!であるように、出汁は私たち日本人にはとても馴染み深いものですよね。昆布出汁もそんな1つですが、あまりにも馴染み過ぎていた所為か私は今まで、そんなに昆布について深く考えたことがありませんでした!^^;

 

ですが今回、雑誌日経ヘルスで昆布の美容や健康効果について知ったのでコレを機にご紹介したいと思います♪

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昆布の健康・美容効果

実は(!?)健康と美容に大いに効果のある成分を持つ昆布。一体どんな良いことがあるのでしょうか?

 

糖質や脂質の吸収を穏やかにする

前出のシーベジタブスファーストがこれに当たります。

昆布を煮た時に出てくる粘り成分、あれは水溶性食物繊維のアルギン酸という成分なのですが、アルギン酸は一緒食べた糖質や脂質の吸収を穏やかにする働きがあります。

 

また昆布の褐色色素であるフコキサンチンは内臓脂肪に届きやすい成分で、脂肪の燃焼を促す働きがあるとして知られています。

 

食事の途中に昆布を食べることでも勿論効果はあるでしょうが、食事の最初に昆布を食べることで糖質や脂質が急激に吸収されるのを防いで血糖値の急上昇を防げますし、最初に食べることでフコキサンチンを送り込んで脂肪燃焼の準備をしておくことが出来ますよね^^

 

過食を防いでダイエット効果が期待できる

昆布には三大うま味成分の1つであるグルタミン酸が含まれています。ついでにもう2つは何かと言うと、鰹に含まれるイノシン酸と干し椎茸に含まれるグアニル酸です。

 

 

出汁を飲むダイエット方法を聞いたことがある人もいると思いますが、これは出汁に含まれる旨味成分を用いて味の満足感を得ることで食べ過ぎを自然に防ぐというもの。うま味成分はそれぞれを一緒に摂ると相乗効果で更にうま味がUPするのですが、昆布出汁だけを使った場合でも満足感は充分に得ることが可能。

 

それに加えて過剰な味付けをしなくてもうま味成分がおいしさを補ってくれるので、薄味でも満足出来るようになって塩分の摂り過ぎ予防にもなるのです◎

 

昆布から引いた出汁汁や粉末出汁には昆布の粘り成分がほぼ無いにも関わらず太り過ぎを防げるのは、このうま味成分の働きに拠るところも大きいと考えられているようです。

 

炎症・アレルギーから守ってくれる可能性が!?

昆布に多く含まれていて粘り成分の構成要素にもなっている、多糖類のラミナランという成分があります。

多糖類とは私たちの生活に多く利用されているもので、食品にとろみをつけたり固めたりすることに使われたりしています。

 

このラミナランには、まだ動物試験段階ではあるものの、胃の粘膜を守る作用があり胃粘膜の細胞ががん細胞化していくのを防ぐ働きがあることが確認出来たんだそうです。これが人間でも胃がんの予防に繋がるのではと考えられているんですね。

 

またラミナランは消化吸収されない成分で、それ故に大腸まで届き腸内細菌のバランスを整えて炎症を抑える免疫細胞を増やすこともわかってきたとのこと。

これがひいてはアレルギーや大腸の病気の予防にも役立つのではないかと考えられ研究がなされています。

 

 

何も考えずに使っていた昆布にこんな効果があったとは!^^;

 

昆布そのものは勿論、粉末出汁や昆布出汁を摂取することでも健康効果は得られるとのことなので、いつも使ってるのは粉末昆布出汁だから昆布そのものの時より効果は薄いんでしょ、なんて私のみたいに思わずにこれからも日常的に昆布は食べていきたいですね!

 

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昆布のとり過ぎは良くない?

ただ、ここで気になることが1つあります。それは昆布の食べ過ぎは甲状腺がんにつながるのでは?という心配。

 

と言いますのも、何年も前のことにはなるのですが、私の母は父の健康を気にかけて板昆布と椎茸を浸して作った昆布椎茸水をほぼ毎日コップ1杯、父に飲ませていたんですね。それがとある日、父が甲状腺がんで実は今日手術を無事終えたんだ、と母から連絡がきてビックリ!

 

原因は色々あったようですが、昆布水はそりゃヨウ素の摂り過ぎだと医者が言っていたんだそうです。

 

そう、私が気になるのはこのヨウ素の摂り過ぎ問題

 

 

昆布を構成する栄養素の約20%はミネラルで、ヨウ素はこのミネラルの内の1つです。そしてヨウ素は甲状腺ホルモンの主原料であり、甲状腺の中にヨウ素が取り込まれて甲状腺ホルモンを合成しています。

 

甲状腺ホルモンにはどのような働きがあるのかと言いますと、

 

  • 身体の細胞の新陳代謝を促進し皮膚に潤いやハリを与える美肌効果
  • 鉄分を多く含んでいるため貧血の改善に役立つ
  • 子どもの場合は成長ホルモンと共に成長を促進する働きがある

 

このように新陳代謝を促して老化を防ぎ、脳の発達や身体の発育に必要なホルモンを作るために必要な成分である訳ですが、このヨウ素は摂り過ぎても足りなくても甲状腺機能が低下するとされています。

 

甲状腺機能が低下すると前述の甲状腺ホルモンの働きが正常に行われなくなり、例えば神経が高ぶる、下痢になる、意欲の減退、発育不全などさまざまな症状を引き起こします。病名としては甲状腺機能低下症、橋本病など、甲状腺がんもその1つです。

 

日本の食事、即ち和食は昆布をよく使いますよね。毎日のお味噌汁に昆布出汁を使っている人も多いと思いますが、事実昆布を消食する習慣がある日本人はヨウ素が欠乏することは殆どないとされます。でも世界の多くの国ではヨウ素不足でたくさんの人が病気になっているのだそうです。

 

そんなヨウ素は、1日にどれくらい摂取すると良いのか?環境省によると、

ヨウ素の摂取量

日本人のヨウ素の推定平均必要量…1日0.095mg

            推奨量…1日0.13mg

昆布約50mgでヨウ素約0.15mgくらいになります。

50mgって0.05gなので、そんなのあっという間に食べられてしまう量ですね…!

 

実際の料理でそれぞれのヨウ素量はどれくらいかと言うと、

食品中のヨウ素の含有量

昆布出汁10ml   …約1.0mg

昆布の佃煮10g    …約0.01mg

わかめごはん100g …0.1mg

お好み焼き100g  …0.17mg

昆布出汁のカップうどん100g …0.63mg

参考文献:日本で市販されている食品中のヨウ素含有量

 

こう見ると、思ってたほど摂り過ぎでもないのかな?と自分に当てはめてみて思います。どうですか?

 

▲わかめごはんはおいしくて箸が止まりません…!

 

雑誌による調査では日本人でヨウ素を摂り過ぎの人も実際にいるものの、ヨウ素を習慣的に摂取していると「エスケープ現象」というヨウ素の取り込み量を自動的に減らす現象が起こるためヨウ素によって病気になる人は少ないと考えられているようです。

 

なので日本人は日常的に出汁や料理に昆布を使って食べていても、そう気にする心配はないみたいです。昔から海藻を食べて来た日本人は昆布への身体的適応力が他の国の人より多くあるんだそうです。

 

ガッツリした昆布の料理って、昆布巻きとか昆布締めぐらいしか浮かばないのですが、そういう料理を毎日毎日食べる人ってそういないのでは?とも思います。ごはんのおともに昆布の佃煮とか昆布ふりかけとか、煮物に昆布出汁とか刻み昆布とか。

 

▲塩昆布って万能ですよね!♪

 

その程度のものを数日に1回とかある程度の期間を置いた頻度で食べる人が多いんじゃないかなと。むしろ変に気にして昆布を食べなくするとヨウ素不足になってしまいかねませんしね><

 

私の父みたいに普段の食事プラス昆布水を飲むというのは、恐らくエスケープ現象でも追いつかないくらいの過剰摂取になってしまってたんだろうと思います^^;なのでそれはおすすめ致しません。。

 

これまで特に異常なく過ごしてきたのならこれまでと変わらない昆布生活で問題はないのだろうと思います。気になる人は先述のヨウ素量なども参考にして普段の食事はどうかみてみてもらえたらと思います◎

 

昆布に限らず何でも、からだに良いからと言って食べ過ぎると逆に毒になりますしね。適量をおいしく食べられることが一番ですね♪

 

☆存知ですか?「昆布の日」

余談ですが、毎年11月15日は「昆布の日」ってご存知でしたか?^^

日本昆布協会が定めたこの昆布の日、11月15日と言えば七五三の日でもありますよね。

 

なぜ11月15日にしたかと言うと理由は次の2つだとのこと。

①こどもの健康と成長を願うこの日に昆布を食べる習慣をつけて元気に育ってほしいという思い

②その年に収穫された昆布が新昆布として市場に出回る時期であり、海からの贈り物としての感謝の気持ちを込めて

 

そうだったんですね~!

日常的に昆布を食べていたら11月15日だからって改めて昆布を意識することは少ないかも知れませんが、昆布の日というのもあるんだよ、という豆知識でした♪

 

 

コレはもう、ご存知ですよね?

>>昆布で出汁に向いているのは?種類による違い・特徴と選び方

 

藻活の方法が気になる方はこちら

>>藻活とは?藻活の効果や取り入れ方

 

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mocoのプロフィール

富山県出身、社会人をしながら現在は東京で夫婦2人暮らしをしている30代です^^

美味しいものを美味しく味わうために。
食材や食にまつわることを中心にご紹介しています。

幼少期からのアトピー持ちで高校生からの貧血ボーダーライン。なので食品添加物など何かと気にしながら生活しています。

30代になり肌の健康や体力の衰えなども感じ始める今日この頃…
ちょっとでも面倒臭いと長続きしない質なので、簡単に取り入れられることを探しながら試しています♪

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