日経ヘルス4月号で紹介されていた「長生きみそ汁」。
こちらで実際に作って食べてみた感想をご紹介しています♪
で、この長生きみそ汁は何が身体に良いのか。長生きと呼ぶ根拠は何?そしてこの長生きみそ汁はどのタイミングでどれくらいの量を食べると良いのか。
今回は長生きみそ汁の効果とその食べ方についてご紹介します♪
長生きみそ汁の効果は?
長生きみそ汁の何が「長生き」の所以なのか?と言うと、その効果にはいくつかあります。
玉ねぎ、赤味噌、りんごの抗酸化作用
玉ねぎの「ケルセチン」、赤味噌の「メラノイジン」、りんごの「りんごポリフェノール」には抗酸化作用があるので身体の老化や免疫力の低下を防いでくれる作用があります。
人間は酸素を吸って生きていますが、この酸素は人の細胞で変化して活性酸素となり、体内に侵入してきた細菌などを排除する作用を持っています。なのでなくてはならないものなのですが、しかし活性酸素がありすぎると細胞を酸化させてサビつかせてしまって、免疫機能の低下を引き起こし動脈硬化やガン、老化の原因になる可能性があります。
そこで頼りになるのが、活性酸素の発生やその働きを抑える作用がある抗酸化物質という訳です。抗酸化物質は体内でも作られるのですが食事から摂ることも可能。加齢と共に減っていくものなので積極的に摂取すると良いということですね^^
因みに別雑誌の「健康」によると玉ねぎに含まれる「ケルセチン」は日光に当てると最大8倍にも増えるんだそう!なので玉ねぎは3日~7日ほど窓辺に置いて日光浴をさせてから使うとGOODです♪
玉ねぎ、味噌、お酢で便秘改善
玉ねぎのオリゴ糖、味噌の乳酸菌、りんご酢の酢酸。これらは腸の動きを活発にしてくれる成分です。腸内細菌のエサになることで腸の動きが促進されて、結果お通じが良くなり便秘改善に役立つという仕組みです。
玉ねぎできれいな血液に
食べ過ぎや飲み過ぎなどによって血液中の糖質や脂質が増える、そういう状態を俗に「血液がドロドロ」と言いますよね。血液がドロドロだと血管が詰まって正常に血液が流れない、酸素や栄養が体内に充分に行き渡らなくなって動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などリスクが高まるというのはよく耳にすると思います。
このドロドロ血液に効果があるのが、玉ねぎに含まれる「アリシン」や「ケルセチン」。アリシンやケルセチンは血栓を予防し脂質類の吸収を防いで体外へ排出する働きがあります。
アリシンは細胞が壊されることによってより増加するので、長生きみそ汁ではすり下ろして使う方法を取っている訳ですね♪
玉ねぎ、味噌、お酢で疲労回復
玉ねぎのアリシンと味噌のビタミンB1が結びつくことで「アリチアミン」という疲労回復効果が期待できる成分に変わります。
アリチアミンが私たちの活動に必要なエネルギーの素となる糖の代謝を手助けしてくれたり、またお酢には疲労時に体内に生じる乳酸菌の分解を助けてくれる役割もあります。
白味噌でストレス軽減
また白味噌にはアミノ酸の一種の「ギャバ」が多く含まれます。ギャバは主に脳や脊髄で神経伝達物質を抑制する働きがあって、興奮した神経を落ち着かせることでストレスを和らげたりリラックス効果をもたらしてくれます。
ギャバと言えば某チョコレート製品が浮かぶのですが、なるほどあれも「ストレス社会に」みたいな謳い文句の商品でしたよね!
長生きみそ汁の食べ方は?
長生きみそ汁の味噌にはこのように嬉しいことがいっぱい詰まっているとわかったところで、ではこの長生きみそ汁、いつどのタイミングでどれくらい食べると良いのでしょうか?
雑誌によると、いつどれだけ食べても良いようで特に決まりはないみたいです。ただ普通の味噌に比べればクセがあるので、食べ飽きてしまうのを防ぐ為に1日1杯味噌汁で食べることを推奨していました。
またタイミングに関しても、
・朝に食べれば腸の活動を促してくれるので便秘解消により良いよ
・夜に食べる場合は具だくさんのお味噌汁にして、味噌汁を最初に飲んでからごはんを食べれば食べ過ぎ防止になるよ
とのことでした。
それぞれのライフスタイルに取り入れやすいところで食べれば良さそうですね♪
高血圧などで悩んでいる人だと、味噌の塩分が気になる人もいると思います。
・長生きみそ汁の味噌は、1回分約30g中の塩分は約1,2g
・1日の推奨塩分摂取量は男性8g未満、女性7g未満
なので1日1回長生きみそ汁を飲むとしても許容範囲内です◎
玉ねぎやお酢のカリウムの作用で余分な塩分の排出にもなるから大丈夫ですよともあったので、安心して食べて良いのではないかと思います^^
長生きみそ汁の効果と食べ方 まとめ
雑誌では、長生きみそ汁を毎日食べることで腸内環境を整えて便秘の解消になったり、具沢山にして食べることで食べ過ぎを防いでダイエットになるよとのことでした。
個人的にはダイエットよりは健康に良いものを試したい方なので、ちょっとアレンジは加えましたがおいしく食べられて簡単に作れるレシピで、続けやすそうだし良かったです。
長生きみそ汁の食べ方としては、味噌汁としてだけじゃなく、野菜やお肉の味噌炒めとか、オイルと混ぜて味噌ドレッシングとして食べる方法もあります。単純にディップにして食べても良さそう◎
因みに著者の小林さんのおすすめは、味噌とはちみつを混ぜて食パンに塗って食べるみそパン!だそうです^^
自分でも好みでいろんな食べ方を試してみたいと思います♪
▼長生きみそ汁の基本の作り方や私のアレンジレシピはこちら
長生きみそ汁の作り方や味、飲み方は?アレンジして作ってみました!
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