十五夜と言えば月見とお団子、ですよね。
ですが。
お月見団子以外にも十五夜で食べたい、お月見のおともをご紹介します♪
お月見のお菓子
日本では月の模様を餅つきをしているうさぎに見立てますよね。
日本人には月=うさぎという考え方が浸透しているので十五夜の時期にはうさぎをかたどったお菓子がたくさん並びます。
定番はやっぱり、うさぎまんじゅう!
見た目も可愛らしいですよね♪
今年のお月見はうさぎまんじゅうを手作りしたい!という人のために動画をお借りしてきました。
全国で料理教室を展開しているABCクッキングスタジオの、うさぎまんじゅうの作り方です。
より本格的に作りたい人はあんこも手作りすると尚良しですね^^
お月見の文化は中国由来のものですが、その中国でのお月見「中秋節」には月餅を食べるのが習わしです。
その名の通り月に見立てて作られた、まるくて平べったい中国のお菓子です。ちなみに中国語では「ユエピン」と言います。日本ではあまり食べる習慣は無いかもしれませんがスーパーでも売られているので簡単に見つけられますよね。
まんまるの形は一家が一つに纏まるおめでたい形で、中国ではお月見の日に家族みんなで月餅を分け合って食たり、日本のお中元みたいにお世話になっている人へ贈ったりします。
中身はあんこの他にくるみや松の実などのナッツやドライフルーツなどいろいろあって、また形も丸だけじゃなく四角いものや楕円形のものなど色々とバリエーションがあります。
普段は食べないけど十五夜だからということで。
たまの月餅も良いのではないでしょうか♪
お月見の果物
お月見は秋の実りに感謝する行事でもあります。
なのでぶどうやりんご、梨などをお供えするのも良いですね。
巨峰やマスカットなんかの粒が大きなぶどうだと、お月見団子にちょっと似ていませんか?
りんごや梨の丸もお月様みたいですよね♪
…あれ?そう思うのは私だけ?
お月見の料理
十五夜は別名を「芋名月(いもめいげつ)」と言います。
今でこそお月見と言えばお団子が定番ですが、元々はこの時期に採れる旬の里芋をお供えしていました。
それがだんだんと変化してお団子になっていったものが現在でも定着しています。
でも地域によっては今でも、お月見団子ではなく里芋をお供えするところもあります。
お月見で供える里芋は「衣(きぬ)かつぎ」と言われるもので、早秋に収穫できる小ぶりの里芋、小芋の上1/3ほどをむいて蒸して、これをお月見団子のように積んで飾ります。
作り方はとっても簡単!
1、小芋を皮付きのまま洗って泥を落とします
2、小芋の下の部分を少し切ります
切ることで安定して並べられるのと、食べる時に皮が剥きやすくなって食べやすくなります。
3、切った面を下にして、皮付きのまま蒸し器に並べて強火で10~15分ほど蒸します
竹串を通してみてまだ硬いようなら更に2~3分蒸しましょう。
4、蒸し上がったら熱いうちにつるんと皮を剥いて食べましょう♪
茹でる場合は塩を入れた水から茹でます。塩を入れるのでほんのり塩味になります。
食べる時は塩やごまを振って。お好みで味噌や柚子胡椒など付けても◎
里芋の美味しさをシンプルに味わえます。
衣かつぎにこだわらなくても、里芋の煮っころがしだったり素揚げにしたり、里芋コロッケや具だくさんの豚汁も美味しいですよね。
また他にも、玉こんにゃくの煮物や秋が旬のキノコを使った料理、油揚げとキノコの炊き込みご飯やキノコとれんこんの天ぷら、秋刀魚の塩焼き、竜田揚げなどなど。
十五夜はごちそうを食べる日ではないですが、旬の食材で料理して楽しくお月見をする、そんなお月見があっても良いと思います♪
勿論、熱燗片手にちびちびと里芋をつまむのもまた一興^^
十五夜の食べ物、お月見団子以外だと? まとめ
お月見の定番はお団子ですが、それ以外にも十五夜のお供は色々あります。
おいしい旬の食材を味わいながら秋の実りに感謝しつつ。
秋の夜長に月を眺めて穏やかなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか♪
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