小粒のデラウェア、黒系ぶどうの王様・巨峰、白系では一番人気!?シャインマスカット。
年々新しい品種を知ってどれにしようか迷ってしまうぶどうですが、新鮮なぶどうの見分け方、ご存知ですか?
せっかく買うなら新鮮なおいしいぶどうが良いですよね。
ぶどうの選び方、見分け方や保存方法と食べ方をご紹介します♪
おいしいぶどうの選び方
ぶどうの皮の表面に白っぽい粉がついているの、見たことありますか?
あの粉は「ブルーム」と呼ばれるもので、水分の蒸発を防いだり病気にならないようにぶどうが実を守るために自然につけるものです。新鮮なものほどブルームが多くて、しかもこの粉の主成分はミネラルなので洗い流さずに食べても問題ありません。
またぶどうの軸もチェックポイントです。
摘みたての新鮮なぶどうの軸は緑色をしています。
△食べ終わったあとのぶどうの軸
この軸は、時間が経つにつれて茶色くなっていきます。
ものによっては新鮮でも茶色い枝のものもあるので茶色いからと言って一概に全部が新鮮じゃないとは言い切れないのですが、選ぶときの参考にしてみてください◎
ぶどうは収穫したときが一番新鮮で甘い状態にあります。
スーパーなどで選ぶ時は、皮の表面に白っぽい粉が付いていてなるべく軸が緑色っぽいものを選びましょう^^
ぶどうのおいしい食べ方
ぶどうは肩の方、房の上の方が甘いので、下から食べ始めれば旨味が薄れずに食べられます。
果物は少し冷やすと甘みを感じやすくなるので、冷蔵庫で保存して、食べる1時間くらい前になったら取り出して食べると丁度良く甘さを感じられるおいしさになります。
冷えすぎていると甘みを感じにくくなるのですが、とはいえものすごく甘みが違うというわけでもないです。私は冷蔵庫に保存しているのを出してすぐにつまんで食べてしまうことも多いです^^;
▼ぶどうの皮むき器まであるんです!ご存じでしたか!?
ぶどうの保存方法
ぶどうを長時間保存する場合は、水分が抜けてしまわないようにビニールの袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。3、4日で食べ切るようにしたいですね。
枝の先に水が取り付けられているものだと乾いてしまうのを防げます。
湿らせたキッチンペーパーなどを巻いておくのもいいですね。
ぶどうの実は枝に付いた状態の方がより鮮度を保てます。時々ぽろっと枝から外れてしまったぶどうの粒がありますが、枝についているものよりも傷むのが早いです。
なので食べない時は枝からもいでしまわないようにして、取れてしまったらそちらを優先的に早めに食べてしまいましょう◎
また、ぶどうは冷凍保存も出来ます。
シャーベットみたいにシャリシャリっと食べられてまた違ったぶどうのおいしさを味わえます。
そして冷凍したぶどうは、解凍すると皮がつるんと剥きやすくなります。
私は自宅で食べる場合は皮ごと口の中に入れて吐き出す食べ方なのですが^^;、丁寧に先に皮を剥いてから食べるという人は冷凍させると剥きやすくなるのでよかったら試してみてください♪
ぶどうの食べ方レシピ
旬のぶどうはそのまま生で食べるのが一番おいしい食べ方だと思いますが、色々料理に使ってもまたおいしく食べられます♪
ぶどうの白和え
●材料
好みのぶどう 1房
木綿豆腐 1丁(300g)
砂糖 大さじ2
醤油 大さじ1
すりごま 大さじ3
味噌 大さじ1
塩 少々
●作り方
1、豆腐は1時間ほど重しを乗せておくか、キッチンペーパーで巻いたものを電子レンジで約2分温めて水切りをします
水気を切らないと水っぽくなってしまうので水切りはしっかりと。
2、ぶどうは好みで皮をむき、半分に切って種を取り除きます
3、すり鉢に豆腐を入れてすり潰したら砂糖、醤油、すりごま、味噌、塩を加えて混ぜ合わせます
4、ぶどうを加えてサッと和えたら完成です
ぶどうは大粒のものがおすすめです。
時間が経つとぶどうの水分が出てしまうのでぶどうは食べる直前に加えて和えると良いです◎
ペコロスのぶどう煮
ペコロスとは3~4cmの小さい玉ねぎのことです。
ぶどうの大きさと揃えると見た目も可愛い一品になります♪
●材料
好みのぶどう 100g
ペコロス 300g
水大さじ 2
砂糖 大さじ2
バター 30g
ローリエ 2枚
ワイン 大さじ3
ワインビネガー 大さじ2
塩、黒胡椒 適量
●作り方
1、ぶどうは皮のまま洗って、種がある場合は竹串などを使って種を取り除き、ペコロスは皮をむきます
2、鍋に水と砂糖を入れたら火にかけて混ぜ、きつね色になったらバターを加え混ぜます
3、鍋にペコロスを入れて2分ほど煮たらローリエ、ワイン、ワインビネガーを加えて弱火で20分煮込みます
4、塩と黒胡椒で味を調えたら最後にぶどうを加えて3分ほどサッと煮たら完成です
ワインとワインビネガーは赤でも白でもどちらでもOK。
赤ワインなら赤ワインビネガー、白なら白と合わせると尚良しです。
ぶどうは皮ごと煮るので苦手な人は皮ごと食べられる品種のものを使った方が良いかもしれません。
バターのコクと玉ねぎとぶどうの甘み、ぶどうとビネガーの酸味で絶妙なおいしさ。おすすめです♪
好きな野菜と一緒にサラダにして食べるのもオシャレですね^^
切って乗せるだけなのでとっても簡単。
手持ちのドレッシングがあるならもちろんそれをかけても良いですし、手作りしても。
ぶどうの酸味とも合う爽やかなヨーグルトソースが個人的には好みです◎
・ヨーグルト 大さじ3
・レモン汁 大さじ2
・オイル 小さじ2
・塩、こしょう 適量
材料すべてをよく混ぜ合わせれば完成。
カマンベールチーズ、ブルーチーズ、クルトン、ナッツなどを散らすと食べごたえも出て満足な一品になります♪
ぶどうの選び方、おいしい食べ方と保存方法 まとめ
ぶどうには疲労回復に役立つブドウ糖や、皮にはポリフェノールが多く含まれています。
今では皮ごと食べられる種無し品種のぶどうもたくさん作られているので、表皮のブルームごとまるっと、栄養も残さずおいしくいただきましょう♪
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