森のバターとも呼ばれるアボカド。
アボカドは栄養豊富な果実で、なんとギネス世界記録にもなっているほど!
アボカドの何が私たちに良いのか、その効能と効果的な食べ方をご紹介します♪
アボカドは風邪予防に効果アリ?
美容や健康にアボカドが良いと良く言われますが、具体的な効果の1つとして腸を老けさせない・腸を元気にするということが挙げられます。
冬に特に流行る風邪やインフルエンザ、これらを防ぐには腸が元気であることが重要ですが、腸には免疫細胞の約70%が存在する言われていて、腸の元気がなくなると免疫細胞が弱って感染症に感染するリスクが高まる恐れがあるんですね。なので風邪を引かない元気な身体でいるためには腸の元気度が重要!ということ。
腸が元気であるために必要なもの…それは、便秘の人はこれを摂りましょうと誰もが聞いたことがあるであろうもの。そう「食物繊維」です!
食物繊維には不溶性と水溶性の2種類があるのをご存知ですか?
不溶性食物繊維
…野菜に多く含まれるもので、腸の中に溜まったものを排出してキレイにしてくれる作用がある
水溶性食物繊維
…海藻に多く含まれるもので、糖や脂肪の吸収を抑えてくれたり、それらを包み込んで排泄してくれる作用がある
アボカドにはこの両方が含まれていて、水溶性食物繊維がより多いです。このアボカドの豊富な食物繊維が腸の元気の元になってそれが身体の免疫力を高めることに繋がる、という訳です。
ちなみにアボカド1個の食物繊維量はどれくらいなのかと言うと、アボカド1個=ごぼう1本分、アボカド1個=バナナ5本分とほぼ同量。頑張ればごぼう1本もバナナ5本も食べられないことはないですが、調理や食べやすさを考えるとアボカド1個の方が簡単だし手軽ですね^^
アボカドの脂質は太らない!?
過剰な脂肪は身体の健康を害してあらゆる病気の発症リスクになりますよね。
アボカドは森のバターとも呼ばれるくらいなのでカロリーが高くて太りやすいというイメージを持っている人も多いかも知れませんが、でもそれは間違い!
脂質にも食物繊維のように2種類あって、身体に脂肪を溜め込む飽和脂肪酸と逆に余分な脂肪を体外に排出してくれる不飽和脂肪酸とがあります。
アボカドの成分の20%は脂質ですが、実はその殆どは不飽和脂肪酸!なのでアボカドの脂質は食べても溜まらずむしろ余分な脂肪を排出してくれる作用がある成分ということです。
▼良質なアボカドオイルはスキンケアにも使えます
アボカドの効果的な食べ方
免疫力を高めて脂肪の排出の手助けもしてくれるアボカド。そんなアボカドの成分をより効果的に摂れる食べ方ってあるのでしょうか?アボカドはそのままサラダとして食べるイメージが強いかもしれませんが、それだけじゃない食べ方はいろいろ!
アボカドは脂質が多いのでそのまま炒めるととろっと溶けてきてしまいやすいです。なので焼くなら肉で巻いたり春巻の皮で包んだりすると調理しやすいと思います。私はよく卵と混ぜてオムレツにしています♪
メキシコ料理のワカモレも有名ですし、スムージーを飲む人はヨーグルトとアボカドを一緒に加えてみたり。食事だけじゃなくスイーツに使うことも出来ます◎
アボカドは洋風な食べ方のイメージがあるかもしれませんが、実際には和食とも良く合います。納豆と一緒に混ぜたアボカド納豆や、味噌汁に入れるのも効果的な食べ方。
それ合うの!?と意外に思うかもしれませんが、納豆やヨーグト、味噌などの乳酸菌は食物繊維のエサになるので腸の動きも活発になるとても良い食べ合わせなんですね。
またアボカドは油と一緒に食べるのも効果的。
脂に油!?と思うかもしれませんが、油は不飽和脂肪酸の吸収をより促進させる働きがあります。使う油はいわゆる身体に良いと言われる油、純度の高いオリーブオイルなんかが良いですね。ソテーしたりアボカドサラダにオイルドレッシングをかける食べ方もOKです◎
私が良く利用するサイトのアボカドレシピを載せておきますので、良かったら参考にしてみてください^^
アボガドの効能と効果的な食べ方 まとめ
以上、アボカドの効果効能とより効果的な食べ方をご紹介しました。アボカドはカロリーが高いからと敬遠していた人もこれからはぜひ積極的にアボカドを食べるようにしてみてはいかがでしょうか!♪
ちなみにアボカドは栄養価が高いので1日に1個食べれば充分とされています。そしておすすめのタイミングは朝に食べる食べ方。
朝ごはん(1日の活動の始まり)に食べれば、その日1日の脂肪の蓄積を抑えてくれたり豊富な食物繊維が満腹感を維持してくれて食べ過ぎの防止にも繋がります。なので可能なら、1日の終わりのごはんよりも始まりに食べる方がおすすめです◎
アボカドは使いかけでも保存できるから残ってしまっても大丈夫◎
どうせ選ぶなら新鮮なアボカドを選びたいですよね?
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