果実酒から取り出したあとの果実はどうしていますか?
そのまま捨ててしまうのは勿体ないけどそのままじゃアルコール分がキツくて食べられない…という人のために!
果実酒から取り出した果実のおいしい食べ方アレンジをご紹介します♪
果実酒から取り出した果実の食べ方アレンジ方法
ということで、そのまま食べるのは難しいなという果実酒の果実の食べ方を見ていきます♪
そのまま食べる
まずは簡単な、そのまま食べる食べ方。
▲我が家の梅酒から取り出した梅の実。
種を取り除いたらそのまま適当な大きさに切っていただきます。もちろんそのままかぶりついても◎
ピクルスみたいにしてオリーブオイルや黒胡椒を振って食べてもオシャレ♪
また刻んだものを何かと混ぜて食べるのも簡単な食べ方ですね。
たとえばデザート系だと、
・ヨーグルトに蜂蜜と一緒に
・バニラアイスやかき氷のシロップと一緒にかける
・パンケーキやスコーンに塗るジャムに混ぜる
・フルーツティーみたいに紅茶に入れて飲む
ドライフルーツを使う焼き菓子の、その代わりに。よく見かけるレシピだとブランデーやラム酒にドライフルーツを漬け込むものが多いですが、そこを自家製果実酒&取り出した果実で作れば自家製感も満載!
また果肉にはアルコールが充分に沁みているので、更にそこにお酒を足して飲んでも良いですよね。酎ハイや焼酎に果肉を入れて、果実酒とはまた違ったお酒の飲み方をするのもアリ♪
スイーツに使う
果物はお菓子作りにうってつけですよね♪
まずは砂糖と水でコトコト弱火で煮込んでコンポート(甘露煮)にして冷蔵庫で冷やして皮ごと食べたり、それを果実酒やジュースなどを使ってゼリー、寒天寄せにすると涼し気なおやつにしたり。
刻んでパウンドケーキやマフィンなどの焼き菓子に混ぜても使えるし、更にブランデーやラム酒を加えて風味を増すのも良いですね♪
料理に使う
果実酒から取り出した果実は、甘いお菓子だけじゃなくて料理にも色々と使えます。
・マヨネーズと和えてタルタルソースに
・ドレッシングに混ぜてフルーツサラダっぽく
・肉料理に入れてコクやまろやかさを出したい時に
・魚料理の臭み消しに
・チャツネ代わりにカレーの隠し味に
・肉、魚料理のソースに
などなど、ちょっと加えるだけで使える方法はたくさん。この時に完成した果実酒も一緒に加えると奥行きが出せます。
肉料理には結構どんな果物でも合わせやすいです。りんごや金柑、オレンジ、パイナップル、ベリーなど牛・豚・鶏、お好みのお肉料理と合わせてみてください。一緒に焼いたり煮込んだり、ソースにしたり。スパイスを加えてみたりバルサミコ酢や醤油と合わせてみたり。きっと料理の幅が広がりますよ♪
魚を煮る時には一般的に梅、梅干しを使うことが多いですね^^
▲これは飲食店で食べたベリーソース添え。
果実酒の果実を使ったジャムの作り方
いちいち刻むのが面倒だな~という場合はジャムにしておくと何かと便利だと思います。ペースト状にしておけばいつでもささっと使えるし、何よりジャムは作るのも簡単!とりあえず果実酒から実は取り出したけど何に使おうかまだ考えていない…という場合もひとまずジャムにしておけば保存性も高まるのでおすすめです^^
ということで、我が家の果実酒の実でジャムを作ってみました!
今回使いますのは、6年目を迎えます我が家の梅酒の梅の実。
ちょいちょい飲んでいるんですが、梅は取り出さずにずーっと漬けっぱなしになっているものです。
まず梅を取り出してそのまま食べてみます。
左のしわくちゃになっている梅は、たくわんみたいな食感w
右のつるんときれいな梅は食感はやわらかくて、梅の風味はあまり感じなくてアルコールの利いたデザートみたい。
どちらもお酒に浸っていないものを取り出したからかアルコールはそこまでキツくないです。
ではこれを踏まえましてこの梅をジャムにします!
1、取り出した梅を適当な大きさに刻んで鍋に入れます。種を避けるように切って除きます。お好みで種も入れても問題なしです◎
種がない果物の場合は、刻むのが面倒ならフードプロセッサーやミキサーを使えば楽チンですね♪
2、砂糖とレモン汁、水を加えて弱火にかけます。
ジャムを作る時に加える砂糖の量は、保存性を考えつつお好みの量で良いと思います。手作りジャムのレシピを見ていると果実に対して30%~50%くらいの砂糖を加えますね。使う砂糖はグラニュー糖、上白糖、黒糖、蜂蜜などお好みで。
ちなみに私は、ジャムを作る場合はヨーグルトに使ってすぐに食べきってしまう為、保存性はさほど気にせず砂糖の甘いのがあまり好きじゃないので砂糖は加えずに作ることが殆どです。
ただ今回は、さっき梅をそのまま食べてみた時に甘みをあまり感じられなかったのでてんさい糖を大さじ1加えました。
またフレッシュな果物を使う場合は煮ている間に水分が出てきますが、果実酒に漬けていた果実は水分が少なくなっているので、焦げ付き防止の為に大さじ2ほど水を加えました。レモン汁は入れても入れなくてもOKです。今回はちょっと酸味が欲しかったので大さじ1入れました。
使う果実の量や煮詰まり具合を見て水の量を調整してみてください^^
またこの時に、好みでスパイスやハーブを入れるとまた違った風味になります。黒胡椒やクローブ、ローリエ、タイムなど◎
3、焦げ付かないように混ぜながら5分程煮込んで完成!
今回はそもそもの量が少ないので5分くらい煮詰めてあっという間に出来上がりました。量が多ければそれだけ時間もかかりますね。またどれくらいの粘度にしたいかによっても変わってくるので、様子を見ながら煮詰めましょう♪
完成したら煮沸消毒したビンに入れて、逆さにして空気を抜いて保存します。きちんと空気を抜けば~2ヶ月くらい常温保存可。
今回の私の場合はすぐに使い切る予定なので粗熱を取ってタッパーに入れて冷蔵庫に保存します。
すぐに使う分は冷蔵庫に保存して~2週間を目安に使い切りましょう。
フレッシュな果実を使って作るジャムではなくエキスが抜けた果実を使って作るので、やはり生のものに比べると果実そのものの風味は劣ります。でもそれとはまた違った味わいのジャムにもなります。
加熱はしますがアルコール感が完全に消えるとまではいかないので、子供がこのまま食べるのはちょっとむずかしいかもしれないです。なんか苦いよ~ってなりそう^^;
取り出した果実だけでも勿論作れますし、もっと果物の風味が欲しいなという場合はフレッシュな果物を足して作れば旨味を補えます。どちらにするかはこだわり具合、お好みで◎
果実酒に漬けた果実はいつ取り出せば良いのか、迷いませんか?
果実酒の果実の使い道 まとめ
果実酒から取り出した果実は、本来の果物のエキスは抜けてしまいますがアルコールや糖分が染み込んでまた違った風味が味わえます。
食べられるならそのまま食べても良いし、刻んでトッピングみたいに使うのも簡単。またスイーツ作りや肉・魚料理にも使えるので、変な味!と捨ててしまわずに色々工夫して食べたいですね♪
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