練乳はどう保存すると長持ちさせられるのでしょう?
乳製品は傷みやすいからやっぱりすぐに使い切らないとダメ?でも賞味期限を見ると結構長いし砂糖が多いから実は長持ちする?
いつもはチューブタイプの練乳を使うけどたまたま安売りになってた缶入り練乳があったからそれを買ってみた!でもこれってどうやって保存すれば良いんだろう?
今回はそんな、チューブタイプと缶入りタイプの練乳の保存方法についてご紹介します♪
練乳の保存方法
練乳には缶のものとチューブのものと2種類ありますが、基本の保存方法はどちらも同じです。
まず未開封のものは常温保存出来ます。
とは言え、日中はガンガン直射日光に当たって温度が上昇し夜になると冷やされて、と言ったようなあまりにも気温差が激しい場所に置いていると劣化が早まって賞味期限内でも食味が落ちる可能性があります。シンク下や食品庫などで常温で保存しておけばOK。
賞味期限内なんだけど開けてみたらなんだか黄色っぽい、キャラメル色っぽくなっている…?という場合もあるかと思います。腐ってしまったのか心配になると思いますが、大抵は大丈夫。
高温で長く保存しているとタンパク質と糖類が反応して茶色っぽく変色することがありますが、でもおかしなニオイなどなければ殆どの場合食べても問題ありません。なので、ちょっと怖いかもしれませんがひと舐め味見をしてみてください^^大抵の場合は問題なくおいしいです。
そして開封したら冷蔵庫で保存します。冷蔵庫の中なら温度変化も少なくまた低温で保存できるので品質を維持しやすいです。
牛乳は一度開封すると傷みやすくても練乳は砂糖がたくさん入っているので牛乳に比べてかなり日持ちますが、基本的に乳製品は長持ちしにくい、傷みやすい食品ですよね。中が見えなかったらカビが出来ていてもわからないし、見た目やニオイに異常がなくても実は雑菌だらけで…なんてものもわかりにくいのが怖いところ。
場合によっては開封後も半年、1年経ってもまだおいしく食べられることもありますが、でも開封するとそこから雑菌などの混入は避けられないので、賞味期限が1年後であっても出来れば早めに食べ切るようにした方が安心です。使った後テーブルの上など暖かいところに長時間置かないように気を付けて使うと良いですね。
練乳は未開封なら常温保存でOK、開封したら冷蔵庫で保存、これが基本です◎
練乳缶の保存方法
練乳を開封したら冷蔵庫で保存しますが、缶かチューブかで保存方法はちょっと変わります。チューブタイプの練乳ならフタをすれば終わりですが、缶タイプの練乳ってどうしたら??って思う人も多いのではないかと思います。
▼練乳には缶ライプもあるんです♪
缶タイプの練乳は開封したら練乳を全部缶から出して保存します。空気に触れると乾燥してしまうのでなるべく密閉できるもの、清潔なビンやタッパーなどの容器に移し替えてから冷蔵庫に入れます。
練乳に限らず缶詰の缶は空気に触れると酸化していくので、練乳を缶に入れたままにしておくと酸化した缶から練乳にニオイが移ったり缶の錆びが練乳に混ざってしまう恐れもあります。2~3日くらいですぐに使い切るなら缶にラップやアルミホイルをピタッとかぶせて冷蔵庫に入れて保存することは可能ですが、そうでないなら容器に移し替える方がおすすめです。
缶の練乳はチューブタイプの練乳に比べて酸素に触れる面積が大きいので、消費はなるべく早めに、保存期間は1週間~10日くらいと思って使った方が安心です。
とは言え練乳は砂糖が多いので、乾燥に気を付けて冷蔵庫でうまく保存すれば1ヶ月くらい持たせることも可能です。長く持つならそれに越したことはないですが、早めに使い切る意識は持っていた方が良いと思います^^
▼私は何かと野田琺瑯を使って保存しています。整理整頓しやすいし便利なんです~
練乳は冷凍保存出来る?
すぐに使い切る予定もないから出来るだけ長く保存したい。長期間保存するなら冷凍庫で保存すれば良いんじゃ?と思う人もいますよね。
実際に練乳は冷凍庫でも保存可能です。ただし練乳は凍りません。
練乳入りのアイスって練乳以外は凍っていても練乳はとろっとして凍っていないですよね。
家庭用の冷凍庫だと糖分の多いジュースやお酒もシャリシャリにはなるけど完全に凍らないのと同様に、練乳も糖度が高いのでカチコチに凍らないです。なので漏れる心配がないようにしっかりと密閉できる冷凍用の袋や容器に入れて、斜めにならないようにするなど気を付けて保存してください。
という事は逆にすぐに使えて便利!とも言えると思います♪
冷凍庫なら1年でも持ちますが、少しずつ劣化はしていくのでおいしく食べたいなら早めに食べてしまいましょう◎
もしチューブタイプの練乳を冷凍保存する場合、そのまま冷凍庫に入れると容器が割れたり壊れたりする可能性があるので、この場合も冷凍可能な容器に移し替えてから保存した方が良いですね。
練乳の保存方法 まとめ
今回ご紹介した内容は、商品に記載されている賞味期限内での話です。
賞味期限って過ぎていても全然余裕で食べられるもの、たくさんありますよね。私の場合は賞味期限はあくまで目安にして過ぎていても味覚を頼りに判断して食べていますが、練乳も賞味期限が過ぎていても割と長く食べられる商品の1つだと思っています。
冷蔵庫を掃除したら半年前に1回だけ使った練乳を発見…
1年前にいちごに使ったのと同じ練乳を今年もまたいちごにかけて食べても大丈夫?
そう考える人は多いですが、実際には賞味期限内でも食べてみないとわかりません。舐めてみたけど全然、普通においしい!と食べる人もいれば、全然使ってなかったしやっぱり不安だからと使わない人もいます。
そこの判断は人それぞれで、いちご1個2個程度ならたとえ傷んでいてもお腹が強い人なら何も問題ないかもしれない。でもそうじゃない人もいるかもしれない。大人の自分は平気でも小さい子どもが食べたらダメかもしれない。
そんな数百円で買えるものをケチって病院に行くことにでもなったらそれこそ治療代の方が倍高つきますよね。なので、不安なら勿体無いけど今回は処分して。次使う時は適切に保存したり早めに使い切るよう工夫したりして最後までいただけるようにすれば良いですね^^
↓練乳の活用法もご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください♪
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