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いちじくの生食以外の食べ方

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いちじくを生で食べる以外の食べ方をご紹介します。

生食や冷凍についてはこちらのいちじくの食べ方。生食?冷凍?皮ごと食べられる?でご紹介しているので合わせて読んでみてください♪

いちじくの食べ方、加熱する

いちじくは足がはやいので大量にある時はジャムやコンポートにすると一気に消費出来て助かります。果物でジャムを作るときは砂糖とレモン汁があれば大抵作れますが、今回はもうちょっと大人な、スパイスの効いたいちじくジャムにしました♪

スパイス香るいちじくジャム

●材料
いちじく 小6個
ホワイトバルサミコ酢 大さじ2
砂糖 大さじ1
シナモンスティック 1本
クローブ 3個

●作り方
1、いちじくは皮付きのままざく切りにし、その他の材料すべてと一緒に鍋に入れます

鍋に入れたシナモンスティックとクローブ

2、弱火で30分ほど煮込みます
アクが出てくるのですくい取りながら、また焦げ付かないように混ぜながら煮ます。

いちじくを鍋で加熱して出てきた灰汁

3、やわらかくなったら鍋の中でいちじくを潰して、スパイスを取り除いたら消毒した保存ビンに入れて完成です!

スパイスはローリエやスターアニスなど好みのものがあれば加えてアレンジしてください^^ホールの黒胡椒を入れたかったのですが3の工程で取り出すのがちょっと大変だなと思って今回は断念しました。

▼こちらではスパイスを好きに5種類選ぶことができす◎

いちじくジャムの保存は室温で2か月くらいはもちます。一度開封したら冷蔵庫で保存して、1か月を目処に使い切りましょう。

また、ジャムは冷凍庫でも保存できるってご存じですか?
冷ましたジャムをビンやジップロックなどの凍保存容器に入れれば冷凍庫での保存も可能です。
たくさん作ったときは冷凍すると便利です♪1年中食べられるのも嬉しいポイント^^

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いちじくのコンポート

●材料
いちじく 150g
砂糖 30g
赤ワイン 50ml
レモン果汁 小さじ2

●作り方
1、いちじくを縦半分に切ったら切り口を上に置いて、砂糖を振って一晩冷蔵庫に置きます
いちじくの皮はお好みで、剥いても剥かなくてもどちらでもOK◎

砂糖をまぶしたカットイチジクの実

2、鍋に1の汁ごといちじくと他の材料すべてを入れて中火にかけて15分煮ます

3、冷めたら保存容器に入れて、冷蔵庫で冷やして完成!

コンポート液に浸したくし切りいちじく

翌日に食べても良いですが、食べ頃は2日目以降です。

▽2日間おくとこんな感じに。

コンポート液に浸して二日置いたイチジクの実

保存は冷蔵庫で2週間ほどを目安に食べ切りましょう^^

生のいちじくでコンポートを作りたい場合は2の工程でいちじくの実は別途耐熱容器に移して調理します。
いちじくから出た果汁と他の材料のみを火にかけて、沸騰したら熱いうちにいちじくを入れた耐熱容器に注いで置いておきます。冷めたら冷蔵庫で保存しましょう。
いちじくに火を通していない分、保存期間は短くなるので食べきる目安は1週間ほどです。

ジャムもコンポートも大量消費にピッタリな加工方法ですが、保存性を考えるならコンポートよりもジャムのほうが長持ちしますね^^

▼保存にはニオイも汚れもつきにくいホーローがおすすめです◎


またいちじくは焼いても美味しいんです!
今回は4種類の味付けで焼いてみました。

4種類のあじつけを施して焼いたくし切りイチジク4切れ

上がバター、右がオリーブオイル、下がバルサミコ酢と黒胡椒、左が蜂蜜をかけたものです。
このままトースターで8分ほど焼きます。焦げ付きが気になる場合は途中でアルミホイルを被せてください。

見た目には大して変わりは無いですが、加熱された分とろりと溶ける食感になります

◎いちじくとバターの甘じょっぱい味わい
◎オリーブオイルは意外とさっぱり
◎バルサミコ酢の酸味といちじくの優しい甘みに味を引き締める黒胡椒
◎いちじくと蜂蜜の甘さが混ざってくどくないまろやかな甘さ

と、こんな味わいに焼き上がります♪

チーズや生ハムを乗せて焼いても良いですね~いちじくのピザもありますね!

いちじくのピザ

冷凍パイシートみたいに、冷凍ピザ生地のみだけの商品もあるのでいちじくピザを手作りしてみるのも良いですね♪

いちじくの食べ方、乾燥させる

市販のドライいちじくは砂糖などが添加されているものが多いですが自分で作ってしまえばいちじくの自然な甘さを味わえます。
作り方はいたって簡単なのでドライフルーツが好きな人にはぜひ、自分で作ったものを食べて素材のみの素朴なおいしさを知ってほしいです‥!

天日干しドライいちじく

1、いちじくを皮ごときれいに洗ったら水気を拭き取って、先は切り落として4等分に切ります

2、皮目を下にして重ならないように天日干しネットに並べたら日当たりのいい場所に天日干しをします

3、時々位置を変えてまんべんなく日が当たるようにして、5日ほど干して完成です

くし切りにしたいちじくをザルに並べて手作り天日干しいちじく

天気の悪い日や夜間はカビ予防のために室内に取り込みましょう。
ザルに並べてそのまま置いて天日干しにしても良いのですが、私は干物には縦長のネットを使っています。こんなやつ↓。

賃貸マンションの狭いベランダでも物干し竿に吊るして使えるのが便利!虫やゴミなども付きにくいしコンパクトに使えるのでおすすめです^^

ドライいちじくを作りたいけれど不安定な天気が続いている場合や長時間家を空ける場合、もっと手軽に作りたい!という人はオーブンで作ってみてください♪

オーブンでドライいちじく

1、いちじくを皮ごときれいに洗ったら水気を拭き取って、8等分のくし切りか5mm厚さにスライスします

2、オーブンの天板にクッキングシートを敷いて、重ならないようにいちじくを並べます
※クッキングシートを敷かないといちじくから出た糖分が焦げて天板にくっついてしまいます。

3、まず100度のオーブンで90分焼いて、裏返したら再度、100度で90分焼きます

4、好みの具合に仕上がったらクッキングシートのまま網などの上に乗せて冷まして、ビンやタッパー、保存袋などに入れて冷暗所で保存しましょう

完熟いちじくだと水分が多めなのでより時間がかかります。途中で様子を見て、お好みでちょっとソフトに仕上げたり、もっとドライにしたいなという時は時間を延ばすなどして調整してください。

いちじくの食べ方 まとめ

ということで、長くなってしまいましたが2回に渡っていちじくの食べ方をご紹介しました。
冷凍保存やジャムに加工すれば長持ちもさせられます。

生で食べてももちろん美味しいですし、焼いても、漬けても、乾燥させても。

色んな食べ方で旬を味わいましょう♪

 

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