「ヨーグルトは身体に良い」ということは多くの人が知っていることと思いますが、でもヨーグルトの何が身体のどこにどう良いのか?ぼやっとした認識しか持っていない人も少なくないんじゃないかと思います。
ということで雑誌「からだにいいこと」「saita」より、今一度ヨーグルトの何がどう私たちに良いのか、その効果を得るにはどれくらい摂取すると良いのかをご紹介いたします♪
ヨーグルトの選び方は?
ヨーグルトってたくさん商品があって、そして商品によって書いてある乳酸菌の名前が色々違いますよね。よく聞くブルガリア菌とかガセリ菌、ビフィズス菌などなど、その種類は250以上、350以上とも言われます。
その乳酸菌全部が万人に合えば良いですが、どの乳酸菌が合うかは人それぞれ違うのが厄介なところ。食べてみないとわからないのですね><
なので自分にはどの乳酸菌が適しているのかを知るには最低でも1~2週間、同じ種類のヨーグルトを食べて様子を見ると良いとされます。
自分に合っているヨーグルトの場合、同一銘柄のヨーグルトを食べ始めると~3日くらいで腸がグルグルすることがあるのですが、それは腸内環境が変化し始めたサイン。
そのまま1~2週間食べ続けてグルグルがなくなったら、それは自分のお腹に合っているヨーグルトと言えます。
逆に2週間食べてもグルグルし続けたり、便通が前より良くなったとか肌艶が良くなったなど何も体調が変わらなかったら、それは自分には合っていない乳酸菌の可能性が高いので次は別の乳酸菌のヨーグルトでまた試してみると良いです◎
ただ、ビフィズス菌が入っている方が整腸作用がより高いというデータがあります。日本人の腸内にはビフィズス菌が特に多い傾向があるそうです。
必ずしも誰にでも当てはまるわけではないですが、まずはビフィズス菌が入ったヨーグルトから食べ始めてみると良いかも知れません^^
▲こちらは現在私の腸に合っているヨーグルト
>>ヨーグルトと一緒に食べると効果的なもの、食べ合わせ方は?
ヨーグルトは1日にどれくらいの量を食べると良い?
日本人の約7割は、乳製品を摂りすぎるとお腹がゆるくなる乳糖不耐症だと言われています。
ヨーグルトを始め牛乳、豆乳、チーズなど人によって乳製品が合わない人は結構いますよね。私は学校給食の牛乳は全然問題なく飲めていたのですが、ここ最近は牛乳を飲むとお腹が痛くなるようになりました…
勿論個人差があるのですが、これからヨーグルトを食べ始めよう!という人はまずは1日100gを目安に食べていくと良いです◎
少なすぎても効果は得られにくいし多すぎると身体に不調を来す恐れもあるので、目安は100g程度で。私の知人は450gパックのヨーグルトを2日で食べ切っていますが^^;
たくさん食べれば良いのかと言うとそういうことでもなく、それよりも毎日継続して食べた方が整腸作用の効果を得やすいので、100gの少量でも毎日食べる、これが大事です♪
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ヨーグルトはなぜ腸に良い?
ここで今一度、ヨーグルトの何が良いのかをご紹介したいと思います。
腸には100種類以上の腸内細菌がいて、この腸内細菌が作っているのが腸内フローラという生態系です。
で、この腸内細菌は私たちが食べたものを餌にして善玉菌と悪玉菌を生み出します。
ざっくりと、善玉菌は整腸作用があるのに対し、悪玉菌は逆に腸内の腐敗を進めて下痢や便秘を引き起こします。
ここにヨーグルトの乳酸菌が加わると、乳酸菌には善玉菌を増やす働きがあるのでより整腸作用が働き腸内環境が整えられていきます。
腸内環境が整うと腸の蠕動運動などが活発に行われ便通が良くなる、便秘の解消
↓
老廃物が排出される、すなわち体内の不要成分・毒素も体外に出る
↓
本来の体質に改善されていって体調が良くなる
というのがヨーグルトを食べると起こる、私たちに嬉しい効果です。
ここで注意するポイントは、毒素と一緒に善玉菌も排出されるということ。必要な、良いものが残っていらないものだけ出せれば良いんですけどね^^そうもいかないと言う。
なので、体外に出てしまった善玉菌をまた摂取する必要がある、つまりこの整腸作用の効果をちゃんと得る為にはヨーグルトを食べ続けることが必要、という訳ですね。
ヨーグルトの選び方と食べ方 まとめ
ヨーグルトに入っている乳酸菌の種類は製品によって様々です。
購入する時はどの乳酸品が入っているか見て、2週間食べ続けても何も変化が感じられなかったら別の乳酸菌のヨーグルトを試してみると良いです。
食べる量の目安は1日に100g。
一度にたくさん食べるよりも少量でも毎日食べる方が腸内環境には良い食べ方です。
体質によっては乳製品を受け付けない人もいるので、何かおかしいなと思ったら無理なさいませんよう!
▼ヨーグルトは手作りも出来ます♪
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