銀杏を殻付きのままたくさん貰ったり、銀杏が好きでちょっとずつ食べていきたいというとき。
銀杏は殻ごとだと結構日持ちするけど、どんな保存方法がある?
気付いたら殻がグレーっぽくてカビが生えてる気がするけど、コレ食べられるの!?
常温保存でどれくらいもつ?
銀杏を殻付きのまま保存する場合、常温だと1ヶ月くらいが保存期間の目安です。状態が良ければ半年くらい持たせることも可能◎
保存方法は、通気性の良い保存用袋、みかんが入っているネットがあればOK。密封してしまうと湿気がこもってカビの原因になります。
保存場所としては、直射日光の当たらない多少風が通る所が適しています。
殻のままの銀杏は結構常温でそのまま持ちますが、でも見えないだけで中の実はだんだん乾燥していきます。新鮮な状態の青色の実も徐々に黄色くなっていって、そして実はシワシワにしぼんでいきます。実が縮んでくると薄皮がむきにくくなります。
またシワシワということは実の水分が段々抜けていっているということなので、食感もかたくなっていきます。そうなってしまった銀杏は、煎ってもむっちりやわらかにはなりません。
殻で中が見えないので判断が難しいですが、常温での保存の目安は1ヶ月くらいで。
それ以上長く保存したいというときは、次の3パターンの保存方法があります!
①冷蔵庫で保存
殻付きの銀杏を1ヶ月以上長く保存したい場合は、まず冷蔵庫で保存する方法があります。
湿気がこもらないように、紙袋や新聞紙などに包んで冷蔵庫に保存します。
冷蔵庫で保存すれば常温保存に比べて劣化するスピードが遅れるので、状態が良ければ1年くらい持つものもあります。
でもやっぱり常温保存と同じで、日が経つにつれて実が黄色くなってしぼんでいきますから2ヶ月を目安にして早めにいただきましょう。
②塩水に浸けて保存
塩水に浸けて冷蔵庫で保存する方法もあります!
銀杏の殻にヒビを入れたら、銀杏がかぶるほどの水と塩分濃度が3%くらいになるように塩を入れて、殻ごと浸けて冷蔵庫で保存します。
塩水で保存する場合は冷蔵庫で1週間くらい持たせられるのですが、この方法を繰り返すことでより長持ちさせることが可能になります!
塩水に浸けて1週間くらい経ったら一旦銀杏を水でさっと洗って、また新しく塩水を作り直して浸け直します。塩水を取り替えることで1週間、また1週間と保存期間を延ばしていく、という方法です◎
この方法でなら銀杏が腐らない限りずっと保存することは可能です。
実にうっすらと塩味も付くし、むっちりした銀杏が好きならこの保存方法が良いかもしれないですね^^
▽銀杏専用の割り器があると便利♪
③冷凍庫で保存
できるだけ銀杏の実がシワシワにならずおいしい状態で長く保存したい!
そういう場合は、殻付きのまま冷凍庫で保存することもできます。
ジップロックなどの冷凍保存用袋に入れたら冷凍庫へ。
使う時は解凍する必要はなくて、殻を割ったら袋に入れて電子レンジで加熱して食べられます。
冷凍庫保存は1年でも持ちますが、やはりだんだんと風味は落ちていくのでできれば早めに食べた方が美味しく食べられますね◎
銀杏の殻にカビが生えた!?
殻付きの銀杏を常温や冷蔵庫で保存している場合に、殻にカビが生えることがあります。
以前、ニオイが気になるからとビニール袋に入れて口を縛って常温で置いていたら、2週間くらいで殻の周りにグレーがかった、薄い水色のようなものが出来ました。
これ即ち、カビです^^;
ネットに入れていれば必ずしもカビが生えないというわけではないですが、可能な限りカビを防ぐには密封させないことがポイントです。
ただ、カビが生えたからと言って中の実もカビが生えてダメになったかと言うとそうでもありません。実際には中身は何の問題もなく食べられることが多いです。殻を割って見て特に異常が見受けられなければ食べても大丈夫。
見た目やカビの生えた殻を割るのに抵抗はあるかもしれませんが、そこはなんとか頑張って。
捨ててしまわずに一度確認してみてほしいなと思います^^
▽銀杏の生産量日本一は愛知県ってご存じでしたか!?
殻付き銀杏の保存方法 まとめ
殻付きの銀杏は、常温、冷蔵、冷凍、そして塩水に浸けて保存することができます。
長ければ1年でも保存することは可能ですが、時間が経つにつれて実が干からびてシワシワ、かたくなっていくので、美味しい状態で食べたいなら早めに食べるのがベスト。
保存状態によっては殻にカビが生えることがありますが、殻を割ってみて中の実がキレイなら食べられるのでご安心を◎
中が見えなくて実の具合を把握しにくいので、1ヶ月以上保存するとわかっている場合は冷凍庫での保存をおすすめします♪
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