鉄のフライパンで調理をすると鉄分がとれるという噂を聞きかれこれ20年近く生活を共にしてきた鉄のフライパン。
気付けばなかなか、黒い部分がはげてしまって銅色がチラホラと見える様相に‥側面はそんな気にしてなかったんだけれども底のはげが大きくなってくるろそれにつれ気になる機会も増えて来て。。
黒い部分がはげてしまってはもう鉄分摂取は出来ない?意味がない?これはもう買い替えるべき?
そもそもはげたまま使い続けることに問題はないのか??
使い始めてから約20年目にして初めて(!)気になったので調べてみました!
鉄のフライパンははげても使って問題なし◎
まず結論から言うと、鉄のフライパンの黒色がはげて銀色になってしまってもそのまま使い続けて全く問題なしです!
…めっちゃ傷だらけ、って感じではありますが。^^;
そもそも鉄って何色なんだ?と今更ながら思った私なのですが。
だって、鉄のフライパンって漏れなくどの商品も黒色とか青光りしてる黒、とかじゃないですか。。
鉄は何色なのか?と言えば、鉄は「銀色」です。
日本刀は銀色ですよね。鉄パイプも銀色のイメージですし。
純度100%の鉄の見た目は白い光沢を持っているようで、しかし鉄は脆い素材でありまたすぐに酸化してしまうため純度100%の状態で製品化するのは難しいようです。
なので、脆い鉄に強度を与える為に炭素を加えたり、酸化して錆びないよう表面に加工や塗装が施されています。
鉄のフライパンの黒色はまさに、錆び防止加工が成されている為の色である、という訳なんですね◎
塗装の仕方には色々種類があるようで、だから商品によって黒色だったり青光りしてたりという違いがあります。こだわりを持って製品を作っている会社なら商品サイトを覗いて見るとその詳細を紹介されていると思います。
▼この青み、綺麗ですよね~
今回知ったのは、透明なクリアー加工の鉄フライパンがあるということ!
アルミのフライパンはうちにもあって銀色なので見慣れていますが、鉄のフライパンでも銀色のものがあるのは今回初めて知りました!
ちなみに、鉄フライパンは商品によっては使い始めに錆止め加工を落とすための作業、油ならしが必要です。油ならしは使い始めの鉄フライパンに油をなじませて焦げ付きにくくする作業のことです。
- お湯でフライパンをよく洗う
- フライパンを中火にかけて空焚きし水分を完全に飛ばす
- 火を止めたらフライパンに食用油を1cmほど入れる(油はどれでもOK)
- 弱火で3分ほど加熱したら火を止めて余分な油を取り出す
- 残った油をフライパンに刷り込むようにキッチンペーパーで拭う
油ならしの手順はざっとこのような感じです。加熱の際にくず野菜を炒める方法なんかもあるので自分に合う方法を選べばOK。
購入する予定の商品は油ならしが必要かどうか、メーカーサイトで確認しておきましょう◎
鉄フライパンを使う時の大前提!
今回剥げた鉄フライパンについて調べていて、反省したことがあります。
鉄のフライパンは充分加熱してから調理をしましょう!!
今更何を当たり前なことを???と呆れられているかもしれませんが…^^;
使用後に空焼きして油を塗って、ということはしていたのですが、調理をする時はまだ火をつけていないうちに油や食材を平気で投入していました…
反省した後、ちゃんと温めてから油をひいて調理したら、全然焦げ付かなかったんだ…。どんなに良いものを持ってても正しい使い方をしないと効果は充分に発揮されないし長持ちもしないんだということを再確認させられました。
ということで、鉄のフライパンは銀色の地肌が見えてても鉄であることに変わりはなくそのまま使って問題なし!!
鉄分も変わらず補給できるみたいなので一安心◎
なので買い換えずにこのまま使い続けます^^
穴が開くまで使い続けられるのが鉄のフライパン!
まさに一生もの、ですね♩
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